SilverSackの一言	メルヘンと情緒あふれる動物園
総合評価	★★★★☆
一押し	「リスと小鳥の森」はリスが放し飼いになっており、リスが間近に見られる。
難点	駐車場はたいてい二時間待ちで、車では行けない。
食事	中に食堂が二カ所ほどありますが、買って(or作って)いって、食べた方がいいでしょう。
場所	神戸市灘区 車で 阪神高速神戸線 生田川ランプ降りて北へ、布引右折 10分。 公共交通機関で 阪急 王子公園駅西へ徒歩3分。
オフィシャルサイトのURL (詳しい情報はこちら)	「王子動物園」のサイトへ

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その他のコメント

京阪神での動物園というと大阪の天王寺動物園、京都の京都市動物園とここということになるのでしょうが、おすすめはここです。天王寺動物園は動物の飼育環境としてはこの三つの中では抜きんでているなどということも聞きましたが、こと行楽地として考えると周りがかなり濃～～～～い感じで騒がしかったり、中で虫に徹底的に刺されたりした経験があったりで、私の頭の中ではちょっと・・・という感じです。王子動物園は、規模はそれほど大きくないと思いますが、斜面に作られていることもあって、歩いていると実際以上に広い印象を受けます。京都市動物園はここら辺で損をしているかもしれません。

王子動物園で気がつくところというと

• こどもの好きなかわいい動物がほぼ網羅されている。
  パンダ、コアラ、レッサーパンダといった有名どころは当然押さえられているし、カワウソ、リスなども近いところに集めていて、ここら辺の配置はけっこう考えられていると思います。
  リスは、「リスト小鳥の森」という建物に中に放し飼いにされています。人間もこの中に入ってみるわけですが、リスが目の前を走り抜けていったり、木の実をかじるところを間近に見られたりして、なんとも心憎い演出だと思います。
• あちこちにシャレっ気が見られます。
  いくつか「えっ!?」とか思うことがあちこちにあります。中身は言っちゃうと楽しみが減っちゃうので、行ってのお楽しみということで。

といったところですが、一言でいうと「動物を見せる」に止まらず、見に来た人に参加できる余地を作ったり、何かプラスアルファを与えようという工夫がある、ということでしょうか。そのプラスアルファもセンスの良さが光ります。

うちのお目当ては、

• 当然リス園はいく。
• レッサーパンダとカワウソもかわいい。
• オオヤマネコも結構いける。
• キリンに草をあげるのも楽しい。
• サル園を閉めた後、下でチンパンジーの食事が見られるが、これが結構おもしろい。
• ちまたで人気のパンダもやっぱり行く。でも、混みすぎ。そんなにいいかぁ～～～??

です。いつも時間が足りなくなります。

お勧めの季節は春ですね。あちこちに桜が植えてあって、4月中旬などはそりゃ見事なもんです。勿論、めちゃくちゃ混みますけど。

(2003年5月1日 記)