Mateを利用して、FreeBSDにデスクトップ環境を構築するというのを一通りやってみようと思います。Mateなんて聞いたことなかったのですが、Gnome2がGnome3に移行する過程でGnome3に支持が集まらず、Gnome2がMateに引き継がれた、というのが事情の概要のようです。(ちっとも知らなかった。)色々とあちこちでつっかえて、結局かなりの回数構築したので、手順としては結構こなれているんではないかと思います。ただ、いかんせん、FreeBSDの経験は浅いですから、なんで、とか聞かれても、お答えできないレベルだったりするので、そんなもんだと思って読んでください。

目次

1. FreeBSDのインストールとGUI環境構築前に行う作業
   1. FreeBSDのインストール
   1. インストール前に用意しておく情報
   2. インストールの手順
   2. GUI環境構築前に行う作業
   1. sendmailの無効化
   2. portsのFTPサーバーの設定
   3. シェアドメモリの拡張
   4. ntpdateの設定
   5. FreeBSDのアップデート
   6. portsツリーの更新
   7. pkgユーティリティのインストール
   8. portmasterのインストール
   9. psearchのインストール
2. デスクトップ環境MATEと構築
   1. MATEとそれに関係するパッケージのインストール
      1. xorgのインストール
      2. 日本語フォントのインストール
      3. 日本語入力環境のインストール
      4. MATEのインストール
      5. SLIMのインストール
   2. デスクトップ環境の設定
      1. xorgの設定ファイルの作成
      2. 必須DAEMONの起動設定
      3. 日本語キーボード配列の設定
      4. GUIログイン画面表示の設定
      5. Mate関連モジュールの起動設定
3. 周辺機器に関する機能の設定
   1. サウンドドライバのインストール
   2. CD/DVDドライブの書込設定
   3. 無線LANの設定
   4. プラグアンドプレイの設定
   5. プリンターの設定
   6. OCTOPKGのインストール
4. アプリケーションのインストール
   1. ウェブブラウザ(Firefox)
   2. メールクライアント(Sylpheed)
   3. ゲーム(Gnome Games)
   4. 画像編集ソフト(GIMP)
   5. メディアプレーヤー(VLC)
   6. CD焼き込みソフト(Xfburn)
   7. GUIアーカイバ(Lha)
   8. オフィスソフト(LibreOffice)

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なお、このページを書くに当たって、以下の記事を参考にしました。

• FreeBSDハンドブック(日本語)/(英語)
• 「スイスアルプスハイキングとクラシカルソフトウェア」ブログの「FreeBSD9.1 - Xfce4デスクトップ環境の作り方(2014年4月8日)」(主にオートマウントについて)
• 「FreeBSD 寝ても覚めてもいつもデーモン君と一緒」ブログの「FreeBSD-10.1-RELEASE + CUPS-2.03でEP-707Aで印刷」(主に印刷設定について)
• 「FreeBSD備忘録」の「正確な時間を取得する (ntpdate)」(主にntpdateについて)
• 「FreeBSD 10 で ntfs-g3 を使って NTFS を mount: uyota 匠の一手」(主にfuseの扱いの変更について)
• 「FreeBSDデスクトップ環境構築/共通事項」の「FreeBSD/デスクトップ環境/共通事項/パッケージ管理フロントエンド OctoPkg」(OCTOPKGのインストールについて)

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(2014年 3月 1日　記
2018年 2月10日　更新)