☆ 香港の夜景

香港の夜景というと尖沙咀側から香港等側を見るのが一番きれいだと思いますが、凱旋門に引っ越してかなりグッドな場所で見られるようになりました。で、そんなところから撮った写真など。

☆ 2010年の夜景

今年のクリスマスイルミネーションは、11月中旬に始まりました。普通は、香港だとクリスマスイルミネーションから引き続いて、春節明けまで続きます。今回の年末は、春節が2月中旬ということで、結構(1ヶ月半くらい)新暦の正月と旧暦の正月が離れていて、これは長いこと見られるなぁと思っていたら、1月第二週で消えてしまいました。春節一ヶ月前に再会したのですが、クリスマスの時期の方が盛況で、今回は結構取り逃しが出てしまいました。春節が近づくに従って、新年のイルミネーションは増えてきたのですが、それでもやっぱりクリスマスの時の方が多いような気がします。残念。それから、12月に比べると1月、2月の方が湿度が高くてけむる日が多くなるので、夜景もぼんやりした感じになります。そんな意味でも「あー、クリスマスに撮れば良かった」なのでした。

上の写真は、これまでよりはまじめに撮ったので、一応、元の写真も載せています。クリックすると大きな写真が表示されます。ま、10年前に買ったデジカメなので、たいした写真ではないですが。こうやって凱旋門から撮ってみましたが、やっぱり香港島の夜景は、尖沙咀のプロムナードからがベストです。凱旋門から見る利点は、尖沙咀フェリーターミナルのイルミネーションが見られるところでしょうか。

しかし、冷静に考えると「このイルミネーションは、一体何のために光っている訳??」と思います。香港等側で光っているやつは、香港等にいる人間には見えず、反対側の尖沙咀にいる人間にしか見えない、尖沙咀フェリーターミナルのやつは、中国からやってきたフェリーに向かって光っている訳ですが、ほぼそれに乗ってきた人専門(陸地から見えるところといったらこの凱旋門くらいしかないんじゃないでしょうか)な訳です。広告と考えるとかなり効率悪い訳で、これはやっぱりボランティアというか、寄付というか、メセナというか、そういう気持ちがないとできんわなぁ、今年はそんなところに感じ入ったのでした。

(2010年 2月 7日　記)