さて、香港の海水浴場も結構回って、「水が汚いし、結構楽しめるところは少ない感じだなぁ。」と思っていた時に、「そういえば、アイススケート場があったなぁ。あそこなら涼しいしいいよなぁ。」と思ってアイススケートをやることにしました。日本でアイススケートといえば冬のスポーツですが、香港ではいわば涼をとる場所という意味合いもあるのか、一年中やっています。
日本ではほとんどアイススケートなどやったことがありませんでした。最初は、片足だけで蹴りながら進む、なかなかバランスがとれずに前に倒れそうになったり、後ろに転びそうになったりで、翌日はえらい筋肉痛になったのですが、二回目はまあなんとなく思うように滑れるようになりました。日本からみると「なんと季節感のないことよ。」という感想になるんでしょうが、一年の3/4が暑い香港ではこういう涼しいところでできるスポーツというのは、やっぱり快適ですね。やっぱり暑いときはスケートに限ります。
今までに三カ所ほど行きました。太古城のCity Plaza Ice Palaceと深水歩(ホントは土へんに歩ですが)のDragon CenterのSky Rinkと九龍塘のFestival Walk Glacierです。
City Plazaは、15mx30m位の小振りのリンクで、1/3はスクールで取られていて、残り2/3にみんなでひしめきあいながらスケートをするといった感じです。氷の表面も結構荒れていて滑っているときに前がつっかかることもありました。料金は、半日でHK$60.00/人でした。Sky Rinkは、右の写真の通りで、20mx50m位の広さで、結構空いているので、思う存分滑れます。こちらもフィギュアスケートのレッスンをしてますが、リンクの真ん中でやっているので、うちらが滑るところには影響ありません。氷の表面もCity Plaza Ice Palaceより滑らかでよく滑りました。料金は、一日でHK$50.00/人でした。香港最大との触れ込みのFestival Walk Glacierは、行った印象ではSky Rinkと大差ない広さでした。City Plasa Ice PalaceもFestival Walk GlacierもSwireがやっているところのようですが、人気がある所のようで混んでます。氷の表面も荒れているので、私の印象ではSky Rinkがお勧めです。
香港は、海も空気もきれいなところではなく、どちらかというと環境への配慮が日本に比べて少ないような印象があります。ビルの空調も気温にかかわらずガンガンかけていて、エネルギー使い過ぎって感じです。
そこにきて、真夏のスケートリンクですから、「一体これを維持するのにどれだけのエネルギーを使っているんだろうか。」って、気になります。「香港ももうちょっと空調のかけ方に節度があるとこんなに暑くないじゃないのかなぁ。そしたら、こんな環境に優しくないスポーツじゃなくて、素直に外でスポーツできるようになるんじゃないかなぁ。」なんて思ったりもします。うーーーん。
(2004年6月27日 記)
(2004年10月6日 追記)