☆ 天際100

「天際100(Sky100)」は、Elements(九龍駅)の中の一番高いビル、環球貿易広場(ICC)の中にある展望台です。2011年4月17日に開業で、2011年7月一杯凱旋門に住んでいた私は、いつでも簡単に行けたわけですが、馬鹿にしていかず、こうやって帰国した後の観光で訪れると、まあ、こう、あいなりました。おバカさんなのか、妥当な判断なのかは、追々。

「天際100(Sky100)」は、環球貿易広場(ICC)の中にある訳ですが、この環球貿易広場(ICC)は、高さ490mで、現時点で世界で四番目の高さを誇るビル、で、この「天際100(Sky100)」は、その100階、高さ393mにある展望台と、そういうことです。東京スカイツリーの展望台の高さが確か450mだったと思うので、東京スカイツリーの方が高いですが、それほど差はありません。入場料は、東京スカイツリーが3000円なのに対して、「天際100(Sky100)」は、HKD150(約1500円)なので、こっちの方が得、ですかね。まぁ、見える景色が違うわけですから、比較しても仕方がないですが。

今回の香港滞在は、2月3日～5日の2泊3日だったのですが、観光できるのは4日の午前中しかなかったので、この時に行きました。入場券を買う時に売り場の兄ちゃんが「今日は視界がよくありませんが、構いませんか。」との一言。香港らしからぬ心遣いにジンときました。香港も徐々に民度は上がっているんですね。で、エレベーターは、えらく高速で約1分で393mの高さまで一気に。耳がツンとならないように気をつけましょう。さて、「香港唯一の360度展望台」という売り文句ですが、それはそうなんでしょう。ただ、ビルが四角なので、展望台も四角です。シームレスに周りが見渡せるわけではないので、やっぱりビルの中なんだ、という感想は持ちます。マカオタワーは、下がガラス張りになっているところがあったりするんですが、そんな演出もなく、展望台としては非常にカジュアルです。ま、ガラス張りは何度行っても慣れないので、あれはない方が良いですが。

私は結構時間があったので、1時間半近くいました。視界のよくない景色をああでもない、こうでもないと、ビデオを撮ったり、写真を撮ったりして、三周ほどぐるぐる回っていたのですが、まあ、普通は30分もあれば十分だと思います。視界は良くはなかったのですが、まあまあ満足しました。向かいのセントラルもボンヤリしていたので、条件はかなり悪いのでしょうが、北の方の港とか、新界と九龍を隔てる山脈に至る下町のビル街なんかが見れて、結構満足しました。おすすめは、やっぱり視界の良い日の夜景でしょう(って、見てないですが。)。営業時間は、10:00AM～10:00PMなので、夜景も見れます。ここだと、夜8:00のシンフォニーオブライツの香港島と九龍の光の掛け合いを見れる(そんなん見れるのはここだけでしょう。)ので、それが一番の見物ではないかと。

☆ ネット上の情報

「天際100(Sky100)」の日本語ホームページです。

一部広東語のままのところもありますが、笑える日本語は見あたらず。情報は、豊富ですから、このページだけ見ればOKでしょう。

「香港マイタン日記」ブログの「天際100」の記事

なんと開業翌日の4月18日に入ったみたいです。

「風になって　～世界の街から～」ブログの「天際100」の記事

旅行で入った方の記事のようですが、クリスマスの頃のようで、特別なイルミネーションの夜景が見れます。

(2012年 3月 3日　記)