☆ 夏場にできる球技を探して

冬場のテニスを経験して、「さて、夏の楽しみをどうしようか。」ということになりました。去年の夏にあちこちの香港の海に行って、「どこも汚い。」のを知ったところにイースターのプーケットですから、こちとら香港の海には全く行く気なし。アイススケートも家族全員イマイチ不得意で、どうも気が乗らない。ボウリングも悪くないのだけれど、若干一名極度に嫌うメンバーがいるのと結構高くつくのと場所がちと遠いのとで、これもイマイチ。テニスみたいなスポーツがいいけど屋内でできるものがいいなぁ、と思っていました。屋内でラケットを使うスポーツというとバドミントンになりますが、香港でバドミントンをするのは至難の業です。なぜならば、バドミントンは香港で大人気だからです。コートがとれないのです。私はもともと中学の時にバドミントンは、しっかりやったことがあって多少の心得があります。で、香港に来たての時にやろうと思って香港の人にコートを取ってもらいました。午後10時から二時間というスケジュールにクラッと来ました。「そりゃ、おめー、スポーツをやる時間帯じゃねぇだろ。」ということでパスしたのですが、ま、とにかく取れないのです。で、スカッシュということになりました。ドイツの時に家内と少しやったことがあるのと香港ではスカッシュコートが余っていると聞いたからです。

☆ 本当にスカッシュは穴場なのか

さて、まずは本当にコートが取れるかどうかです。インターネット予約でやってみました。あっさりと取れてしまいました。私は太古に住んでいるのですが、ここら辺だと「鰂魚涌」、「西湾河」、「北角」、「柴湾」にあります。一週間前なら、どこかは空いているし、うまくすれば前日でも取れます。今まで「西湾河」と「柴湾」に行ったのですが、どちらも元はスカッシュコートとして作ったところに卓球台をおいて、卓球コートにしているんですね。インターネット予約の時にコートが3つあるのに一つは全時間ふさがっていて、おかしいなと思っていたのですが、そういうことだったんですね。それはともかく、スカッシュコートが余っているというのは、本当でした。

☆ スカッシュについて

一応知らない方のために説明すると、スカッシュというのは、3面壁のスカッシュコートの中で前面の壁に直径3cm位のボールを打ち付けて、返ってきたボールを交互に打つというスポーツです。全面の壁には、線が引いてあってその中に入らないとアウト、跳ね返ったボールはワンバウンド以内に打たないとアウト、というルールです。ボールは、堅さがいくつかあって、上級者は堅いバウンドしてもスピードのあまり落ちないボール、初心者は柔らかいバウンドした後スピードの落ちるボールでやるようです。うちは、勿論柔らかいボールです。

テニスとの比較でいうと、けっこう思いっきり打てるのでストレス解消になる、ボールが軽いし初心者用のボールだとバウンドした後が結構ゆっくりなので、子供でも結構楽しめる、というのが、いけてる点だと思います。壁に囲まれているのでなくとなく息苦しいのと、敵味方が同じ所で入り乱れるので、時に相手がじゃまで打てなかったりする当たりが、イマイチと思う点です。

ま、運動不足が健康に響く年頃になってきたので、しばらくやってみようと思います。

(2005年6月11日　記)