☆ 全くの私事ですが、、、。

最近、私の周りでは、結婚式が立て続けにありました。10数年前は、同世代の結婚がパタパタとあったのですが、今は部下の結婚式です。別にいつ結婚してもおかしくない年頃の連中なので、別にこんなに固まって結婚しなくてもと思いました。更に、それがまた全部が全部パパになる予定まで決まっているというので、笑ってしまいました。少子化少子化とかいわれている関係か、こんなことも頼もしいと思えてしまって、それもそれで苦笑してしまいました。

☆ 香港の結婚式

そんな中に香港人がいて、結婚式に招待されました。日本の結婚式/結婚披露宴との比較でいうと

• 招待客が圧倒的に多い。200人はくだらなかった。
• 堅苦しいスピーチはなし。特に式次第もなく、ディナーと同テーブルのゲストとの歓談を楽しむという趣向。
• 結婚式は、宗教的な色合いは薄く、書類にサインをして、お互いの意志を書面に残す作業という印象。
• 披露宴は、夜行われるので、二次会はなし。
• 引き出物はなし、お祝いも日本よりは少額。お祝いは、現金でなく、ご祝儀用のチェックで渡す。

といった所でしょうか。一回の結婚式で、香港の傾向を語るのも無謀ですが、聞いた所では他もそんな感じのようです。「日本ではお祝い事は、日の高いうちに、できれば午前中にやる。」とかいったら、香港人が「いや、実は、日の高いうちは、新郎側で一回、新婦側で一回、宴会をやっていて、これは３回目なんだ。」とか行っていました。(ホンマかいな。)

結婚をなるべく多くの人と平易な気持ちで祝うという感じでしょうか。日本の結婚式では新郎の父が最後に挨拶しますが、それもありませんでした。式次第とかも特にないので、食事が終われば帰りたい人から帰って良いという終わり方でした。前、日本の結婚式でスピーチをやらさせたことがあって、その時はなんか祝うどころの気分ではなかったんですが、そんなことを思い出すとこんな方が良いかなと思いました。

しかし、香港云々とは全く関係ないんですが、人生のひとつの門出に当たって、満面の喜びを湛えたカップルの表情は、万国共通に華やかですね。

(2007年 6月3日　記)