「京の川巡り」の最初は、鴨川を取り上げました。鴨川は、岩屋谷川と祖夫谷川が合流して始まるのですが、そういわれるとこの川の始まりを目指したくなりません？

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まずは岩屋谷川から。この動画で左側から流れ込んでいるのが、岩屋谷川です。この川、岩屋山志明院から流れ出ていて、鴨川の源流といえばこの志明院から流れ出ている岩屋谷川のことをまず指すようです。

さて、どうやって行くかですが、十三石橋から府道61号線に入って、雲ヶ畑を進んでいくと洛雲荘に当たります。ここで、直進せずに岩屋橋の架かる道へ左に折れるとそれが志明院に行く道です。

車がすれ違えるか怪しいくらいの細い道ですが、1.5kmほどで志明院に着きます。

志明院の門の先は写真が撮れませんので、カメラに収められる岩屋谷川はこの駐車場の横までです。鴨川の源流を守るお寺ですから、寺の中の流れの設えはちゃんとしてますよ。行って見てみてください。行った方で水源までたどり着けた方がいたようですが、私はできませんでした。台風や大雨によってでしょうが、結構な数の木が倒れていて、流れの奥に入れませんでした。ただ、流れの感じとしては、水源までは遠くても300mといったところじゃないでしょうか。

洛雲荘から志明院までの岩屋谷川の流れは、どこにでもありそうな沢川といった風情でした。岩屋橋から800mほど行ったところで岩屋谷川は西谷川と合流します。こちらも機会があれば歩いてみようと思います。

[河川データについて]

「国土交通省国土政策局の国土国土数値情報（平成18年度～平成21年度）」(URL : https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-W05.htmlからダウンロードできるものです)」を「川の流れを調べる地図」が展開してくださっていて、名称、起点、終点、等の川の情報については、もっぱらそれを利用しています。

(2021年 3月27日　記)