嫁さんがヴォーリズ建築に興味があってちょくちょく回っています。ヴォーリズさんは、日本に来たのは元々は布教目的で、建築を始めたのは布教のためだそうです。そういう意味では、生粋の建築家という訳ではないようですが、和風と洋風が微妙に合体したスタイルに、私もそこはかとない愛着を覚えるようになりました。
ヴォーリズといえば近江八幡でしょうが、ちょっと情報を整理し切れていないので、他から先に行きます。滋賀県高島市の今津にヴォーリズ通りという通りがあります。で、その100m程の所に3件のヴォーリズ建築があります。
まずは今津ヴォーリズ資料館から。
元は百三十三銀行今津支店として建てられたものだそうです。中を見ると、なるほど銀行の支店ぽいです。
ね。
次に旧今津郵便局に行ってみましょうか。
保存しようとしている意志は見られるんですが、ちょっと力尽きてる感があります。中には入れるようだったので、裏にも回ってみました。
ここまで来るとちょっと特別感はないですね。
ここで見られるヴォーリズ建築は、もう一つあります。今津基督教会館(現今津教会・今津幼稚園)です。今も現役で使われている建物ですから、ホイホイと中に入るわけにはいかず、外から写真を撮るだけです。
建物の説明書きなんかがあって、こちらからの光景は歴史的建造物の趣があります。
横から見た姿は、ちょっと現実に引き戻されますね。まあ、今でも使われているからこうなるんですが。
(2023年10月14日 記)