☆ 武漢に行きました

8月末に武漢に行きました。武漢といえば、中国三大釜戸といわれ、重慶、南京と並んで夏の暑いところで、8月に武漢なんて行って大丈夫なんかいな、ですが、運良く悪天候で過ごしやすかったです。地図を見るととにかく湖、池の多いところです。なんとなく散歩すると気分が良さそうなところに思いますが、あんまりそれを売りにしている感じはありませんでした。外を気分良く歩ける気候の時期があまりないからなんでしょう。今回は滞在時間が短く、そんな散策をする時間もありませんでしたが。

一日観光をしたのですが、訪れたのは、・黄鶴楼、と、・湖北省博物館でした。湖北省博物館では、民族音楽のショーがあって、それはおもしろかったのですが、通常の展示は実際の所それほど興味を引きませんでした。黄鶴楼は、武漢ではほぼ唯一のおすすめできる観光地のようです。1700年前に建てられて、いろいろな文化人に取り上げられた江南三大名楼の一つだそうですが、現在のものは1981年に再建されたもので実はまだ30歳にもなっていないもののようです。

と書いてくると、ンじゃ、おまえ、行く価値ねぇじゃん、てことになってしますますねぇ。観光地としては、確かにそんな感じかもしれません。都市としては、揚子江の最大支流との合流地点で古くから交通の要所だった場所、近代では列強の租界が置かれた場所として、歴史的な知名度はそこそこあるのですが。(すみません。フォローできません。)

(2009年10月 4日　記)