↑ 「SilverSackのMusic Box」のページへ

↑ 「4 Symbols / Led Zeppelin (訳詞)」のページへ

↑ トップページへ

★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box

♪

 California / Led Zeppelin(訳詞)


自分勝手な女と暮らしていた
彼女は、俺のたばこを吸い、俺のワインを一人で飲み干していた
彼女と別れて、一からやり直そうと決心して
傷ついた心を抱えて、カリフォルニアに旅発った
誰かから聞いたんだ、そこには
目には愛を湛え、髪に花を飾る女性がいると

チャンスをつかむために、大きなジェット機に乗った
ここも一緒だなんて君には伝えないようにみんなに言って
海は赤く、空は灰色に曇っていた
明日なんて日が本当に来るんだろうか
すると、太陽の子供たちが目を覚ましたように
山も谷も揺れ始めた

鼻にパンチを受けて
神の怒りが、流れ出したようだった
俺は沈んでしまうんじゃないだろうか
まだ助かるんなら、俺にロープを投げてくれ
道がまっすぐに高く伸びているところで
君に会おう

伴侶のいない女王を探そう
彼女はギターを弾きながら、泣くように歌っているそうだ
夜が明けかけた頃、白いロバに乗って
まだこの世に現れたことがないような女性を探そう
丘の上で自分の夢に押しつぶされようになりながら
そんなに難しくはないさと自分に言い聞かせる


(原詩)

Spent my days with a woman unkind,
Smoked my stuff and drank all my wine.
Made up my mind to make a new start,
Going To California with an aching in my heart.
Someone told me there's a girl out there
With love in her eyes and flowers in her hair.

Took my chances on a big jet plane,
Never let them tell you that they're all the same.
The sea was red and the sky was gray,
Wondered how tomorrow could ever follow today.
The mountains and the canyons started to tremble and shake
As the children of the sun began to awake.

Seems that the wrath of the Gods
Got a punch on the nose and it started to flow;
I think I might be sinking.
Throw me a line if I reach it in time
I'll meet you up there where the path
Runs straight and high.

To find a queen without a king,
They say she plays guitar and cries and sings... la la la
Ride a white mare in the footsteps of dawn
Tryin' to find a woman who's never, never, never been born.
Standing on a hill in my mountain of dreams,
Telling myself it's not as hard, hard, hard as it seems.


「性悪女と袂を分かって、新天地を求めてカリフォルニアに旅立つ。でも、カリフォルニアでは地震が起こって前途多難。それでも新天地で理想の女性を探そうとする」歌です。若干の情報がWikipediaにあって(日本語版英語版)それによると、①ロバート・プラントが好きだったジョニ・ミッチェルを題材にした、②ロバート・プラントはこの頃カリフォルニアやバンドやグルービー達の喧噪から自分を取り戻そうともがいていた、なんてことが書いてあって、最後に出てくる「女王」とか「この世に出たことのない女性」とかはジョニ・ミッチェルをイメージしているんだなと分かります。ハードな音楽をやっているんですが、結構知的で繊細なんですね。

(2017年 6月 3日 記)