世の中にはこう考える人たちがいる
人生は運でどうにかなるものではない
それは私達を目的のないダンスに誘う
神聖なる恐怖の主催者なのだ、と
この星はおもちゃの星
私達は自分では理解できない力が操る
糸の上で踊っているだけだ
星が整列して幸運を呼ぶことはないし
神は悪意に満ちている
非難はされるよりする方がましだ、と
君は美しい声が語るお決まりの
教えに従うという選択もできる
それを選択しなかったとしても
それもまた選択しないという選択だ
得体の知れない恐怖と人も殺せる
親切心から選択することもできる
僕ははっきり見えている道を選ぶよ
僕が選ぶのは自由意志だ
世の中にはこう考える人たちがいる
自分たちは不運につきまとわれている
配られたカードは自分たちには不利で
生まれた所は天国ではなかったのだ、と
全ては運命で決まっているんだ
自分たちは鎖につながれた囚人だ
顔を足蹴にされた
悪意に満ちた運命の犠牲者だ
この世にはない天国の土地に居場所を
願うことくらいしかできないんだ、と
君は美しい声が語るお決まりの
教えに従うという選択もできる
それを選択しなかったとしても
それもまた選択しないという選択だ
得体の知れない恐怖と人も殺せる
親切心から選択することもできる
僕ははっきり見えている道を選ぶよ
僕が選ぶのは自由意志だ
(間奏)
僕達は一人一人が
生まれたてで未完成で不完全な細胞
とてつもない速さで運命を狩っている
結末がどうなるか見当もつかない
様々な遺伝子の混合体
君は美しい声が語るお決まりの
教えに従うという選択もできる
それを選択しなかったとしても
それもまた選択しないという選択だ
得体の知れない恐怖と人も殺せる
親切心から選択することもできる
僕ははっきり見えている道を選ぶよ
僕が選ぶのは自由意志だ
(原詩)
There are those who think
That life has nothing left to chance
A host of holy horrors
To direct our aimless dance
A planet of playthings
We dance on the strings
Of powers we cannot perceive
The stars aren't aligned
Or the gods are malign
Blame is better to give than receive
You can choose a ready guide
In some celestial voice
If you choose not to decide,
You still have made a choice
You can choose from phantom fears
And kindness that can kill
I will choose a path that's clear,
I will choose freewill
There are those who think
That they were dealt a losing hand
The cards were stacked against them
They weren't born in Lotus land
All preordained
A prisoner in chains
A victim of venomous fate
Kicked in the face
You can pray for a place
In heaven's unearthly estate
You can choose a ready guide
In some celestial voice
If you choose not to decide,
You still have made a choice
You can choose from phantom fears
And kindness that can kill
I will choose a path that's clear,
I will choose freewill
(interlude)
Each of us, a cell of awareness
Imperfect and incomplete
Genetic blends
With uncertain ends
On a fortune hunt that's far too fleet
You can choose a ready guide
In some celestial voice
If you choose not to decide,
You still have made a choice
You can choose from phantom fears
And kindness that can kill
I will choose a path that's clear,
I will choose freewill
1980年発表のRushのアメリカでの出世作「Permanent Waves」の2曲目です。70年代後半になってRushはプログレ色を強めるのですが、ここら辺は、ポップさとプログレテイストをバランスして人気を博した時期のようです。この曲は、その最たるもんじゃないでしょうか。ボーカルパートは落ちついたメロディで聞きやすいのですが、間奏のアドリブパートは、ドラムもベースもドラムも弾けまくりでこちらはプログレ色満載です。名曲ですね。
(2020年 7月 3日 記)