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★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box

♪

 Lately / Stevie Wonder (訳詞)


最近、不思議な気持ちになることがあるんだ
特にはっきりとした理由はないんだけど
君がいなくなってしまうんじゃないかという思いが
頭から離れないんだ

最近君はよく香水をつけて出かけるだろ
別にどこに行くわけじゃないといいながら
でも、すぐに戻ってくるんだろ、と聞くと
君は、そんなこと分からないわ、と答える

僕は望みが多すぎるのかな
この予感は絶対に外れて欲しい
でも、この思いはどうしても隠すことができない
僕の目が勝手に涙を流すから
今度こそ君が離れてしまうだろうから

最近、僕は鏡を見つめることが多いんだ
鏡の中で僕はボロボロになっていく
君が心変わりをするようなことは何もしていない
と自分に言い聞かせるんだけど

この間、君が眠っている時
誰かの名前を寝言でつぶやくのが聞こえた
でも、何か隠していることはないかいと聴いても
君は、何も変わったことはないわよ、と答えるだけだった

僕は望みが多すぎるのかな
この予感は絶対に外れて欲しい
でも、この思いはどうしても隠すことができない
僕の目が勝手に涙を流すから
今度こそ君が離れてしまうだろうから

僕は望みが多すぎるのかな
この予感は絶対に外れて欲しい
でも、この思いはどうしても隠すことができない
僕の目が勝手に涙を流すから
今度こそ君が離れてしまうだろうから


(原詩)

Lately, I have had the strangest feeling
With no vivid reason here to find
Yet the thought of losing you's been hanging
'round my mind

Far more frequently you're wearing perfume
With you say no special place to go
But when I ask will you be coming back soon
You don't know, never know

Well, I'm a man of many wishes
Hope my premonition misses
But what I really feel my eyes won't let me hide
'Cause they always start to cry
'Cause this time could mean goodbye

Lately I've been staring in the mirror
Very slowly picking me apart
Trying to tell myself I have no reason
with your heart

Just the other night while you were sleeping
I vaguely heard you whisper someone's name
But when I ask you of the thoughts your keeping
You just say nothing's changed

Well, I'm a man of many wishes
I hope my premonition misses
But what I really feel my eyes won't let me hide
'Cause they always start to cry
'Cause this time could mean goodbye, goodbye

Oh, I'm a man of many wishes
I hope my premonition misses
But what I really feel my eyes won't let me hide
'Cause they always start to cry
'Cause this time could mean goodbye


久しぶりに英語の曲を聴きながら、泣いてしまいました。で、これは訳さねばと。

歌詞は、訳したとおりで、極めて、身近な、些細なことを歌ったものです。愛する人のちょっとした行動から感じた別れの不安を歌います。歌詞だけ読むと、メソメソしたしみったれた曲を想像するのですが、実際の曲はそうではありません。スティーヴィー・ワンダーの歌声は力強く、相手を最も強く愛しているのは自分だというような自分の愛に対する深い自信と確信に満ちています。歌声が示す愛は、自分勝手なものでは全くなく、仮に愛する人が別の人のもとに去って行ったとしても、愛する人の幸せのためそれを受け入れるのだろう、と思えるようなものです。それ故、別れへの不安におののき、戦い、なだめようとする様子が、気高く感じます。前から知っていた好きな曲ですが、歌詞の意味を知って、更に10倍好きになりました。

(2018年12月25日 記)