☆ カレーライスの作り方

材料(1人分)

牛肉(カレー・シチュー用)	300g
タマネギ	300g
にんじん	150g
ジャガイモ	150g

調味料

カレールー	5皿分

作り方

1. タマネギを切ります。どのみちカレーに溶けてなくなってしまうので、切り方はご自由で。にんじん、ジャガイモは、大きめに切ります。
2. 中華鍋を熱し材料を炒めます。中華鍋を熱し、鍋から煙のようにものが出始めたら、サラダ油を入れ、材料を一気に入れて炒めます。タマネギが飴色になるまで炒めます(できれば。焦がさずに飴色にするのは中々難しいです。)。
3. 小さな鍋に肉を移し、水を張って弱火で煮込みます。
4. 炒めたジャガイモは、別の容器に取り分けます。
5. 大きな鍋に残ったタマネギとにんじんを入れ、水を張って弱火で煮込みます。水が少なくなってきたら足します。
6. 1時間半ほど煮込んだら、ジャガイモを入れ、肉を煮汁ごと入れて、カレールーを割り入れて、更に煮込みます。ほどよい味ととろみになったらできあがりです。

☆ 箱の通りに作っても、、、

カレーを作る時は、カレールーを買ってきて、箱に書いてあるとおりに作るわけですが、箱に書いてあるとおりに作ってもおいしくはできないんですね。カレーを作るとなれば、やっぱりカレー用のあのさいころの形に切ってあるシチュー用の肉を使うわけですが、あれが箱に書いてある20分なんて時間で柔らかくなるわけがない。でまあ、結局、上のような作り方になるわけです。そういう意味では、「野菜も一緒に一時間半も煮込まなくていいんじゃないの。」という突っ込みは正しいです。

肉の煮込みは、箱の通りにはしませんが、他は、箱の通りです。(そういう意味ではわざわざここで書くかという話でもあるのですが。)チョコを入れたりとか、自分のアレンジをする人も多いようですが、私はアレンジなし派です。最近のルーは、大抵きっちり味を作っているので、アレンジしない方が無難だと思ってます。昔は、二日目のカレーがうまいと言われていましたが、今はもうそんなことはないです。むしろ、きっちり味を作っているが故に、二日目の方が味が崩れてしまうものもあります。

☆ 私のお気に入りのルーは

カレールーは、ハウスかS&Bかということになるんでしょうが、ハウスだと、こくまろ、バーモント、印度、ジャワ、ザ・カリー、S&Bだと、とろける、ゴールデン、地中海、ディナーという感じですか。私が住んでいるところでは、ハウスの印度カレーとS&Bの地中海カレーは見ませんね。昔は、ハウスはいろいろ工夫しているけど、S&Bは変わりばえせずパッとしない、と思っていましたが、今はS&B派になりました。というか、ハウスどうかしちゃったのかななんて思います。廉価版のこくまろの味がパッとしないのはいいとして、ジャワカレーはなんか昔のようなタマネギの酸味と甘さが利いた味ではなかったように思いました。最高峰のザ・カリーは、えらく甘ったるい味でかなりがっかりしました。香港から帰ってきてから、町のレストランでもなんか変に甘ったるい味付けに出会います。最近の日本人はああいう味付けをうまいと思っているんだろうか。ちと、危険な気がします。

で、最近は、ゴールデンか、ディナーです。香港にいた時に買ったS&Bのカレールーが死ぬほどうまくてびっくりしましたが、これは日本では売っていないようですね(二日目の方が味が崩れるルーがあると前に書きましたが、これがそれです)。なんていったかな。今度、香港に行ったら買ってこようか。

なんて書きましたが、思い出しました。S&Bの地中海カレーです。トマト&オリーブとナッツ&オレンジの二種類ありますが、香港で食べたのは、トマト&オリーブの方だったと思います。日本でも買って作りましたが、今のルーでは、これが図抜けてると思います。家族にも紹介しましたが、うまいとの評判で、うまいのは間違いないでしょう。なんだけど、殆どの店で置いていないんですね。なんでだろ。前は、家族の住む川崎のスーパーにあったんですが、もう置かなくなったということで、とうとう楽天で15箱も買ってしまいました。しかし、なんでだろ。みなさん、このルー、絶対おすすめですよ。

(2012年 7月 7日　記
2012年12月 2日　追記)