★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのがらくた箱
先日、ザ・ニュースペーパー京都がありまして、行ってきました。三年連続です。コントでまるまる2時間の公演をやるんだから大したもんだなと思います。いろいろと新しいネタも盛り込まないといけませんから、ウケるかウケないか確認しているネタもあるでしょう、中にはスベってそうなネタもありますが、まあ、そりゃそうですよね。
今年は、ウワーッ、と思ってました。いや、公演が11月末で、10月に首相が替わったじゃないですか。ザ・ニュースペーパーが首相のネタやらないわけに行かないじゃないですか。公演まで1ヶ月くらいしかないじゃないですか。みんな、こりゃ困ったぞ、と思っただろうな、と。やっぱり、付け焼き刃感がありました。でも、仕方ないですよね。ま、そこら辺も楽しみに見てますけど。
ザ・ニュースペーパーは政治コント集団です。政治を茶化すといっても、マスコミや野党がやるような、大臣ディスリや政策批判では笑いにはつながらないですよね。どうやって笑いにつなげるかですが。政治家を茶化すんじゃなくて、政治を茶化すんです。マスコミ、野党が批判する与党の行動にも、裏にはそうならざるを得ないような事情もあるし、一部道理もある、一見正義を語っているように見えるマスコミ、野党の主張についても、100%正しいとは思えないところもあるし、裏にはそういう主張をせざるを得ない事情があったりする。そこら辺の政治全体の滑稽さを笑うという感じですかね。一時期の松下アキラさん演じるコイズミ演説はすごかった。まあ、実際はそこまで持っていくのも難度が高かったりはするんですが。
マスコミがマスコミの事情で言えないようなこともネタにしたりするので、マスメディアには出ないですね。まあ、出て面白くなくなっても困るので、別に出てもらわなくていいですが。最近、たしか東京新聞とつながってるんだよなぁ。ちょっと心配しています。
心配といえば、ファンの年齢層もかなぁ。まあ、私も前期高齢者ですから、まあまあの年です。公演でまわりを見渡して見える顔も若いのは見た当たらなくて、好きなのは年寄りばっかかぁ、と。でも、ちょっと考え直しました。考えたら、ザ・ニュースペーパーの面々もまあまあの高齢なんですね。おまえ百までわしゃ九十九まで、共に白髪が生えるまで。命の限りやってくださいな、こっちも命の限り見に行きますから。私達の好きなものをずっと見せてくださいな。で、いいかな。
(2025年12月13日 記)