前回つなぎと言って買ったPC(記事はこちら)が一年経ちました。で、その点検とかを含めながら振り返ってみようと思います。

☆ 一年経ちました

前回の記事では、「今回の香港品は、信頼性は特に問題ないと言っていいでしょう。」と書きましたが、そうでもなかった、という結果になりました。着いてきたカードリーダーがくせ者で、これがハードウェアとして正しく認識されないという問題が使用後3ヶ月頃から発生して、これがOSの動作のいろいろなところに悪影響を及ぼすようになりました。更にDVDドライブがうまく動かなくなって、読み取り/書き込みともエラー続出(ビデオを再生していると「読み取りスピードが足りませんでした」とか、書き込みをすると「エラーが発生しました。」とか、メッセージが出る。)という感じで、かなり問題が出ました。金額にするとHK$350.00位の問題で、全体金額の15%程度の問題ではありますが。結局、カードリーダーは外して、前のPCについていたフロッピードライブと交換、DVDドライブも前のPCについていたものと交換となりました。やっぱり、パーツまで指定しないと信頼性は上がらないんだろうな、というのが感想です。

あと、これはこちらの問題ですが、安くあげようということで、最廉価クラスのCPUを選んだのですが、これは失敗したかなぁと思います。グラフィックボード当たりの性能向上はそれほど急でもないようで、ここら辺は意外と鷹揚でもいい様ですが、CPUの進歩は以前より緩やかになったとはいえ結構なスピードなので、ここをけちると結局寿命が短くなっちゃいます。使って一年経ったところですが、もうかなりストレスがたまる感じです。今となっては差し替え可能なCPUも売っていないので、マザーボードごと変えないといけないんですね。それもそうなんですが、原点に返って考えると「CPUはやっぱりケチっちゃいけない。安くあげるとしても限度がある。」という結論になると思います。

☆ 今買うとしてたらどうなるか

再廉価版のBTO PCがストレス感じるようになったので、新たな本命版を組んでみようかということで、見てみました。大体、

CPU :	Core 2 Duo E6550
Mother Board :	ASUS P5K
Memory :	DDR2-800 2GB
Graphic Card :	GeForce 8600GT(ASUS製)
HDD :	Maxtor SATA160GB(7200rpm/8MB) x 2
DVD Drive :	Pioneer SATA x18
Power Supply :	400W

というスペックでHKD4500程度(JP\65,000.-)位です。日本のBTO屋さんだとJP\95,000.-位ですから、やっぱり2/3程度ということになりますか。前回は、30%位違うという結果だったので、まあ、基本的に変わっていないということですね。

今年の後半にVISTAが値下げされるとかいう話もあるし、今のPCも問題のあるハードウェアを交換したら結構安定して動いているので、1年後位に本命版を組み上げようかということに、今回はしました。

(2008年 4月13日　記)