「沙田」について書いた時、「萬佛寺に行き損ねました」と書きましたが、行ってきました。まあ、なんちゅうか、言葉は要らないというか、なんというか、これは、やっぱり写真のオンパレードでいきます。

最初はまじめな写真から

お約束のお茶目な羅漢さんたち

☆ 萬佛寺

ユーモラスな羅漢像で有名な萬佛寺です。私が行った時も結構な人数の欧米人観光客が来ていました。ユーモラスだということで有名な像は、全部羅漢さんなんですが、中国とかでは「羅漢は、仏になれない(=成仏できない)。」とかいういわれ方をしているようで、仏とは区別しているようです。非常に人間的なのは、ここら辺の事情なのでしょう。我々は、ユーモラスというとらえ方をしていますが、作った方の元々の意識としては、きっと自然に宗教的だったんだろうな、とも思っています。

とはいえ、上の方にいくと、工事中の所があったり、作りかけの羅漢さんがあったりと、外人に大受けに完全に乗っかっているようです。別のWebページで見た普賢菩薩、文殊菩薩は、今回私が見たのとは違っていたりして(その間に新しくしたんでしょう。)、刻一刻と変わってもいるようです。もう少し経ったら、又違う物が飾られているのでしょうから、Web見て行った気になっているのは、もったいないです。

ところで、本堂から更に上に登っていく道に60体の人形がありますが、これは羅漢さんではありません。60の干支に対応した人形で、同じ物(サイズは違いますが)が、車公廟にもあります。一体だけ目から手が生えている像があります。気色悪。甲子の年の像です。私はねずみ年なのですが、まさか、これじゃないだろうな。

☆ 萬佛寺への行き方

萬佛寺への行き方ですが、沙田の駅を北側に出て、IKEAに向かいます。で、IKEAと政府合同庁舎の間の道を入っていきます。突き当たりがロータリーになっていますが、その向かって左側に小径がありますので、そこに入っていきます。後は道なりですから、迷わないでしょう。近くにえらく立派な恐らく火葬場だと思いますが、宝福山という施設があって、余りの立派さにこちらに入りそうになりますが、それではありませんので、注意してください。

(2011年 3月30日　記)