☆ Windows 10無償配布

「Windows8.1 (WindowsXPサポート中止騒動」で、「Windows8.1は、チップセットのドライバが用意されていなくて動かず、急遽Windows7を買って対応しました。」と書いたデスクトップPCですが、Windows10が無償配布されて以降日を追うごとに「更新しろ」圧力が強くなってきました。こちとら、上記のようにWindows8.1で結構懲りているので、「Windows10は、このPCで動作します」とかいうメッセージは、一切信じず、「もう一億人ものユーザーがアップデートしました。」なんて勧誘も無視してきました。それが、なぜかしらWindows7の入っているSSD80GBがほぼ空きなしの状態になって、新しいSSDに変える事になってしまいました。こうなると要するにディスクコピーしたら戻せるわけですから、「だまされたと思ってやってみようか」と思ってアップデートしてみました。

で、今度はWindows8.1の時とは違って、デバイスマネージャーにヘンな××がたくさん付くこともなくちゃんと動きました。Windows8.1とは違ったんですな。これで、2025年までは安心して使えるんだな。それから240GBのSSDが一万円せずに買えるなんてのもびっくりしました。80GBのやつは4年前だったと思うけど、2～3万円したんじゃなかったかなぁ。これで、OSのディスクもデータのディスクもSSDになって、CORE i5-750なんて昔々のCPUがまだまだ延命であります。

☆ Windows10

で、Windows10を使ってみた感じですが、比較的違和感はないですね。Windows8.1でUIが大きく変わって、それで鍛えられたせいかもしれませんが。ただ、スタートメニューは、Windows7あたりの方が良いですね。全てのアプリでの個々のアプリへのアクセスは、アルファベット順、50音順でソートすることで逆に悪くなった気がするし、結局は、タイルに貼り付けないとアクセスしやすくならないし。基本性能は、良くなっているように思います。安定性は上がっている様に感じます。使ってみて、別に重いと思うことはありませんし、ネット関係の機能(FTPのアップロードとか)は、逆に速くなっているように思います。恐らく、表に出ない裏の方の動作はいろいろと手が加えられていて、安定性・スピードなんかが改善されているんでしょうねぇ。

それから、このHTMLはタグ打ち用の自作のDLLを使って書いているのですが、これもちゃんと動くんだよなぁ。そこも感動しました。って、こんなコメント書いていて気がつきましたが、「今度の新しいOSはこんな新しい機能があるんだぜっ!」なんてのが褒めコメントじゃなくて、「今までのアプリがそのまま動くぜっ!」が褒め言葉になるなんて、OSも枯れた製品になっちゃったんだなぁと思いますね。使ってるこっちとしては、Windows7(WindowsXPでも良いわけですが)がそのまま安定して使える状態を維持してよ、が最大の要望だったりするのですね。しかし、月間使用料を払うような状態でない限り、それで商売が成り立つわけでもないですしねぇ。

私などは、ハイレゾ・オーディオ、HP作成、家計簿、ネットバンキング、等で、パソコンをよく使いますが、一般には個人の用事であればパソコンを使わなくてもいいというケースが増えているんでしょうねぇ。私の嫁さんなどもスマホがあればパソコン要らないといっていますし(わたしはどこまでいってもそうならないですが)。となればパソコンはもう仕事の道具ということになるんでしょう。で、Office365とかでデータ管理も含めて、月間使用料を取るビジネスにできれば、OSでもうけなくてもいいということになるんでしょう。ソフトウェアもサポート考えると月極課金みたいな事にしないと成り立たないだろうなぁ、と思ってたんですが、いろいろと考えてその方向に持っていってますね。さすがだな。

(2015年12月19日　記)