★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box
さあ、上昇するぞ、まっすぐ上に
機体を上に向け、空に突入するぞ
突き上げる白いこぶしと上を見つめる人々の顔
車輪を引き上げて、宇宙に向けて旅立つぞ
突然パニックが起こり、船内は混乱状態に
機械からの警告が不吉な妄想をわき起こす
突き上げる白いこぶしと上を見つめる人々の顔
車輪を引き上げて、宇宙に向けて旅立つぞ
一万もの宇宙の冒険者が
光に向かって進んでいく
宇宙ツアーはゆっくりとした流れに捕まり
動かなくなった宇宙船は荒れ狂う宇宙に飲み込まれていく
澄んだ濃い青の空、気持ちが昂り
物語は巻き戻されて、昔の平和な事態に戻っていく
太陽に向かう三輪馬車、銃を持つ安心感
ダルースに行くんだ、ダルースに行くんだ
ダルースに行くんだ、ダルースに行くんだ
ダルースに行くんだ、ダルースに行くんだ
ダルースに行くんだ、ダルースに行くんだ
(間奏)
ダルースに行くんだ、ダルースに行くんだ
ダルースに行くんだ、ダルースに行くんだ
ダルースに行くんだ、ダルースに行くんだ
ダルースに行くんだ、ダルースに行くんだ
そうなのか、やっとわかったぞ
百万もの魂がどうすることもできず
時代が始まる前の青い夜明けに押し流されていく
古代を告げる鐘が鳴っている
(原詩)
Get up, get right up
Get it up, up in the sky
White knuckles and blank staring faces
Get a leg up, get a leg up, head for them spaces
Panic and confusion
Electric voices creating morbid delusions
White knuckles and blank staring faces
Get a leg up, get a leg up, get a leg up, head for them spaces
Ten thousand astral explorers
Head for the lights
Ace cosmic tours caught up in slow races
Motionless jets in turbulent spaces
Smooth blue sky feeling high
Turn back the page peaceful as a bygone age
Chariot to the sun Safe as a gun
Get in to Duluth, get in to Duluth
Get in to Duluth, get in to Duluth
Get in to Duluth, get in to Duluth
Get in to Duluth, get in to Duluth
(Interlude)
Get in to Duluth, get in to Duluth
Get in to Duluth, get in to Duluth
Get in to Duluth, get in to Duluth
Get in to Duluth, get in to Duluth
I've got it now I'm learning
A million souls helplessly returning
To blue dawn before the beginning
Ancient bells are ringing
アルバム「Clear Air Turbulence」の冒頭を飾るタイトルナンバーです。Clear Air Turbulenceとは、日本語だと「晴天乱気流」というそうで、雲などがないのに乱気流が発生していることを言うそうです。「エアポケット」ともいうようですが、この言葉のほうがポピュラーですかね。歌詞は、上の通りで、宇宙船で、宇宙に旅立つも、乱気流に巻き込まれて、どこかよくわからない所に彷徨ってしまう歌です。次の曲「Five Moons」では、新しい星についた人間が新しい星で新しい生活を築いていく様子が歌われますが、この曲がその前のストーリーになっていて、流れ着いた先は新しい星だったのだと分かります。
曲自体は、宇宙に旅立つハードでスピーディーなナンバーです。間奏の抑え気味のジャズ風のギターソロといい、エンディングのリズムセクションの頑張りといい、センスのいいロックナンバーです。
(2016年 4月 2日 記)