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★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box

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 Close to the Edge / Yes (訳詞)


1. The Solid Time of Change

経験豊かな魔女なら
遠くの地にある音楽を一瞬で呼び寄せ、
うちひしがれたあなたを失望の底から引き上げ
あなたの肉体を揺るぎない人間的な輝きに変え
時を追う毎に無力になった人間が
本来実行できたことを現実のものにするのだろう

何のしがらみもない無垢の土地を探し、すべての者をそこに導き
一粒の朝露だけで、私たちは太陽の音楽のように興奮し
入ってはいけない土地への扉を閉じ
あなたが進んでいるあるべき道筋を見つけるのだろう

端まで降りて、角を曲がったら
でも今じゃない、でも今じゃない
縁まで寄って、川辺に降りたら
でも今じゃない、でも今じゃない

そこだけが夏が盛りの一角を見つけ、足を踏み入れた
そこで空の色に触れようと手を伸ばすと
朝のようなほの明るい空は
一瞬でまばゆい夏の空に変わった
心配事はしばらく忘れ
起きつつある変化にもしばらく気を留めず、心を落ち着けて
ここからわたしたちを救い出してくれるのは誰なのかを考えよう

端まで降りて、角を曲がったら
縁まで寄って、川辺に行ったら
いくつもの季節があなたを通り抜けるだろう
私は目覚め、そして、私は安らぐ
全てはなされ、全ては完結したのだから
あなたは気がついたのだから、今、あなたは完全なのだから

2. Total Mass Retain

私の目は愛にそそのかされた若い月に隠され
私は何も見えなくなった
その月は空から降ってきた御馳走に囲まれて困惑している
私は憎しみを押し殺し、呪文を手に入れ、そこには、あなたか、それとも
時間なのか、論理なのか、理由なのか
わたしたちには理解できない何かががある

哀れな勇者が、見ている者を満足させるために無抵抗な生け贄を用意させる
武装した偵察が海を見張るために海に近づいたように
そこには、線か、許可か、理由か
かつて私たちが理解していた何かがあるのだろう

縁まで降りて、川辺に寄れば
縁まで寄って、角を曲がれば
端まで寄って、角へ降りれば
縁まで降りて、川を曲がれば

突然の呼びかけでも呼び起こされた記憶は消え去ることはなく
その旅は、その旅中ずっと、あなたを、
これまで見聞きしたすべての現実から引き離そうとしている

これまでとはちがう解決法だけを探そうと思いを巡らし
途中で虚空に消えていく小道を通りながら
端から端へ渡りきる時、私たちは「実は何も変わっていないのだ」と言う声を聞く

端まで降りて、角を曲がれば
縁まで寄って、川辺へ降りれば
いくつもの季節があなたを通り抜けるだろう
私は目覚め、そして、私は安らぐ

3. I Get Up, I Get Down

(白いレースを身にまとった女性が悲しげに見つめているのがあなたにも見えるでしょう)
(彼女は言っています)
(「私は自分の領地の十字架のために責めを負わなければ」と)
私は目覚め、そして、私は安らぐ
私は目覚め、そして、私は安らぐ

二百万もの人々がかろうじて満足し
二百人の女性がひとりの女性が泣くのを見つめている、もう遅すぎると
彼女は、偽りのない瞳で思いを実現するのだろう
(彼女は彼女の話を喜んでするでしょう)
その一方で、私たちは毎日、何百万人の人々を欺いているのだろう
(得られるものは彼女の領地の子供たちのものになるよう願いながら)
私は目覚め、そして、私は安らぐ
私は目覚め、そして、私は安らぐ

その土地の者をかくまう者がわたしをかくまう
(彼女にはその女性が悲しげに見つめているのが見えます)
私には何も見えていないのだろうか、本当に行くべき道が見えているのだろうか
(その女性は言っています)
(「私は自分の領地の十字架のために責めを負わなければ」と)
本当はどうだったのかは、そのページにすべて書いてある
(彼女は彼女の話を喜んでするでしょう)
私はいつになったらあなたに相応しい人になれるのだろう
(得られるものは彼女の領地の
子供たちのものになるよう願いながら)
私は目覚め、そして、私は安らぐ
私は目覚め、そして、私は安らぐ
私は目覚め、そして、私は安らぐ

私は目覚め、そして、私は安らぐ
私は目覚め、そして、私は安らぐ

4. Seasons of Man

歴史にちりばめられた記憶を見れば
これまでの様々な場面が一つに結びついてくる
勝利を追い求める変わらない流行が人間を混乱させたのだ、そう思える
実は、焦点の合わないぼんやりとした空間が愛に対する理解を深めるのだ
歌と経験が、皆に社会がうまく回るように
気遣いする気持ちを蘇らせるように

中空に向かって腕を伸ばしている男が
振り向き、指し示し、
人類の全てを明らかにする 私はその中空のなんたるかを知り、
頭を振って過去の記憶を振り落とし
安堵の微笑を浮かべる

丘に登り、私たちは平穏な谷を見降ろし
過去に見聞きした様々な証言を思い起こした
結局は、過去の様々な警告の間を
揺れ動きながら今にたどり着いたのだ

縁まで寄って、川辺に降りれば
端まで降りて、角を曲がれば
いくつもの季節があなたを通り抜けるだろう
全てはなされ、全ては完結したのだから
これからの生命に話しかけ、太陽に向き合い
あなたは気がついたのだから、今、あなたは完全なのだから
いくつもの季節があなたを通り抜けるだろう

私は目覚め、そして、私は安らぐ
私は目覚め、そして、私は安らぐ
私は目覚め、そして、私は安らぐ


(原詩)

1. The Solid Time of Change

A seasoned witch could call you
From the depths of your disgrace
And rearrange your liver to the solid mental grace
And achieve it all with music that came quickly from afar
And taste the fruit of man
Recorded losing all against the hour

And assessing points to nowhere, leading every single one
A dewdrop can exalt us like the music of the sun
And take away the plain in which we move
And choose the course you're running

Down at the end, round by the corner
Not right away, not right away
Close to the edge, down by a river
Not right away, not right away

Crossed the line around the changes of the summer
Reaching out to call the colour of the sky
Passed around a moment clothed
In mornings faster than we see
Getting over all the time I had to worry
Leaving all the changes far from far behind
We relieve the tension only to find out the master's name

Down at the end, round by the corner
Close to the edge, just by a river
Seasons will pass you by
I get up, I get down
Now that it's all over and done
Now that you find, now that you're whole

2. Total Mass Retain

My eyes convinced, eclipsed
With the younger moon attained with love
It changed as almost strained amidst clear manna from above
I crucified my hate and held the word within my hand
There's you, the time, the logic,
Or the reasons we don't understand

Sad courage claimed the victims standing still for all to see
As armoured movers took approach to overlook the sea
There since the cord, the license,
Or the reasons we understood will be

Down at the edge, close by a river
Close to the edge, round by the corner
Close to the end, down by the corner
Down at the edge, round by the river

Sudden call shouldn't take away the startled memory
All in all the journey takes you all the way
As apart from any reality that you've ever seen and known

Guessing problems only to deceive the mention
Passing paths that climb halfway into the void
As we cross from side to side, we hear the total mass retain

Down at the end, round by the corner
Close to the edge, down by the river
Seasons will pass you by
I get up, I get down

3. I Get Up, I Get Down

(In her white lace, you can clearly see the lady sadly looking)
(Saying that she'd take the blame)
(For the crucifixion of her domain)
I get up, I get down
I get up, I get down

Two million people barely satisfy
Two hundred women watch one woman cry, too late
The eyes of honesty can achieve
(She would gladly say it amazement of her story)
How many millions do we deceive each day?
(Asking only interest could be layed upon the children of her domain)
I get up, I get down
I get up, I get down

In charge of who is there in charge of me
(She could clearly see the lady sadly looking)
Do I look on blindly and say I see the way?
(Saying that she'd take the blame
For the crucifixion of her own domain)
The truth is written all along the page
(She would gladly say it amazement of her story)
How old will I be before I come of age for you?
(Asking only interest could be layed
Upon the children of her domain)
I get up, I get down
I get up, I get down
I get up, I get down

I get up, I get down
I get up, I get down

4. Seasons of Man

The time between the notes relates
The color to the scenes
A constant vogue of triumphs dislocate man, so it seems
And space between the focus shape ascend knowledge of love
As song and chance develop time,
Lost social temperance rules above, Ah, ah

Then according to the man who showed
His outstretched arm to space
He turned around and pointed, revealing all the human race
I shook my head and smiled a whisper,
Knowing all about the place

On the hill we viewed the silence of the valley
Called to witness cycles only of the past
And we reach all this with movements
In between the said remark

Close to the edge, down by the river
Down at the end, round by the corner
Seasons will pass you by
Now that it's all over and done
Called to the seed, right to the sun
Now that you find, now that you're whole
Seasons will pass you by

I get up, I get down
I get up, I get down
I get up, I get down


何とか訳してみましたが、しんどい歌詞です。とにかく抽象的な比喩の連続で、これを歌の歌詞として訳すということは、そのイメージを伝えるということですが、中々難しかったです。この曲は四つのパートに分かれていますが、この四つのパート間の構成は何となく分かります。最初のThe Solid State of Changeは、不名誉な状態からどうやったら抜け出せるのかという問題提起、Total Mass Retainは、猛々しい現状とそれへの疑問、I Get Up, I Get Downは、献身的な逸話の挿入(これが最後の解決策につながっていくわけですが)、最後のSeasons of Manは、最初の問題に対する回答というものです。で、それが伝わるように訳せたかどうかはかなり自信がありません。いまはこれが限界ですが。(2013年3月31日)

訳し直しました。少しは意味のとれる訳になったのではないかと。ただ、原文と比較してもらうと分かりますが、かなりの意訳です。歌詞の翻訳は意訳をしないとダメだと思っているので、これは悪いことではないですが。繰り返し歌われる「I Get Up, I Get Down」というのを「私は目覚め、そして、私は安らぐ」と訳しました。英語の本来の意味は、「私は覚醒し、私は沈静する」ということです。頭がぼんやりとした状態から意識がはっきりした状態になるのが「Get Up」、興奮した状態からリラックスした、安堵した状態になるのが「Get Down」です。で、「I Get Up, I Get Down」のこの歌の中での意味をごくごく平たくいうと、「あ、そうだったのか、あー、よかった」ということです。この「I Get UP, I Get Down」というフレーズは、イエスの面々は、UpとDownの対比でここら辺の心理状況の変化を表せる気の利いた言い回しということで、かなり気に入ったんでしょうね、この歌を通して高らかと連呼していますから。で、詩全体を読んでもらうと分かりますが、実はこれがこの歌のテーマだったりもします。(2013年10月12日)

ちょっと訳しなおしました。(2016年 3月12日)

(2013年 3月31日 記
2013年10月12日 更新
2016年 3月12日 更新)