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★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box

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 Epitaph / King Crimson (訳詞)


かつてこの世には予言者達が
自由に予言を書ける壁があった
今はその壁が崩れ自由に
ものいう場が失われている
悪夢や野望が全ての人を
引き裂いたその地では
兵器とかいう機械が太陽の
光を浴びて明るく輝いている
科学が人々の希望を
封殺するようになったら
勝者を讃える者はまだいるのだろうか

私の墓に刻まれるのは
「混乱」の二文字だろう
私は何もできず
崩れた小道を這っているだけから
もしこの世の中が変われば
椅子でくつろいで
笑うこともできるだろうが
私は明日がどうなるか怖くて仕方がない
私は何もできずただ泣いているだけだろう

鉄が人間の文明の扉を開き
人が人を支配する歴史の
種を蒔いたのだった
そして人間はその種に
せっせと水をやったのだった
知識とは人間を死に追いやる友人である
もし世の中に何の規範もなければ
全人類の運命は力を盲信する
愚か者の手に委ねられてしまう

(間奏)

かつてこの世には予言者達が
自由に予言を書ける壁があった
今はその壁が崩れ自由に
ものいう場が失われている
悪夢や野望が全ての人を
引き裂いたその地では
兵器とかいう機械が太陽の
光を浴びて明るく輝いている
科学が人々の希望を
封殺するようになったら
勝者を讃える者はまだいるのだろうか

私の墓に刻まれるのは
「混乱」の二文字だろう
私は何もできず
崩れた小道を這っているだけから
もしこの世の中が変われば
椅子でくつろいで
笑うこともできるだろうが
私は明日がどうなるか怖くて仕方がない
私は何もできずただ泣いているだけだろう
ただ泣くだけ…
ただ泣くだけ…
私は何もできずただ泣いているだけだろう
私は何もできずただ泣いているだけだろう
私は何もできずただ泣いているだけだろう
ただ泣くだけ…


(原詩)

The wall on which
The prophets wrote
Is cracking at the seams
Upon the instruments
Of death, the sunlight
Brightly gleams
When every man is torn apart
With nightmares
And with dreams
Will no one lay the laurel wreath
When silence drowns the screams?

Confusion will
Be my epitaph
As I crawl a cracked
And broken path
If we make it
We can all sit back and laugh
But I fear tomorrow I'll be crying
Yes, I fear tomorrow I'll be crying
Yes, I fear tomorrow I'll be crying

Between the iron gates of fate
The seeds of time
Were sown and watered
By the deeds of those
Who know and who are known;
Knowledge is a deadly friend
If no one sets the rules
The fate of all mankind I see
Is in the hands of fools

(interlude)

The wall on which
The prophets wrote
Is cracking at the seams
Upon the instruments
Of death, the sunlight
Brightly gleams
When every man is torn apart
With nightmares
And with dreams
Will no one lay the laurel wreath
When silence drowns the screams?

Confusion will
Be my epitaph
As I crawl a cracked
And broken path
If we make it
We can all sit back and laugh
But I fear tomorrow I'll be crying
Yes I fear tomorrow I'll be crying
Yes I fear tomorrow I'll be crying
Crying...
Crying...
Yes I fear tomorrow I'll be crying
Yes I fear tomorrow I'll be crying
Yes I fear tomorrow I'll be crying
Crying...


原詞に近い日本語を選ぶとこうなるのでしょうが、伝えたいことが伝わる日本語になっているかというと違う気がするので、別訳を載せましょうか。いや、もう訳とはいえませんが。

自由がもてはやされた時代が
あったような気もするが
結局国という存在が
武力で人々をあやめていく
という状況は変わっていない

知識は、科学は
人類に幸せを齎す力だと
いわれることもあるが
その力を我が物にするのは
結局は権力者で
それが人々に役立つ
何かを生み出す姿は
ついぞ見えないまま

文明が人類に齎された時
国というものも生み出され
人が人を支配する
時代が始まった
そして愚かにも人間は
その芽にせっせと水をやり
支配の歴史を大きく
育ててしまったのだった

こんな世の中が変わり
お互い笑い合いながら
椅子でくつろげるような
時代が訪れることを
私は望んでいるけれど
力を持つ者たちを
統べる規範は存在せず
私たちの運命は
この愚か者達の手に
委ねられている

私にはどう考えても
明日が今日より良い日に
なるとは思えない
明日になれば私は
何をどうすることもできず
恐怖でただ
泣きわめいているだろう
私は明日が怖い

(2022年 7月16日 記)