★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box
空高く飛んで、空に触れるんだ
僕がこれまで知らなかった場所に
いくんだ、だからさようなら
古きよき時代よ、こんにちは
僕にはこれまでの歴史が見える
それがまったく動かないのは、なぜなんだろう
許してくれるのなら
歴史が動く日のために、僕はここを旅立ちたい
空高く飛ぶのは、なんて気持ちがいいんだろう
だって、ロサンゼルスはあまりにも退屈だから
だから、さようなら
きっとここではないどこかに、僕たちを育ててくれる場所が
あるんだろう、だから僕はここから旅立つ
さようなら
昼も夜も乾ききってしまった
この3年間という年月が押し流されて、跡形もなくなってしまった
(原詩)
Flying high, touch the sky
Going to places I
Never knew, so goodbye
And hello, long ago
I can see history
Standing still, a mystery
If you will pardon me
I'm away for the day
Feels so good to be soaring
'Cause LA was so boring
Goodbye
There must be room for growing
Somewhere else and I'm going
Goodbye
The days and nights have gone dry
The last three whole years have flashed by
歌としては、上記の通りです。問題を抱えたまま何も変わろうとしない世の中に愛想を尽かして、どこかに行ってしまいたいと歌う曲です。具体的なことをいわずに漠然とこの世への不満を表明し、それに対する行動についても漠然と抽象的に語るのは、訳詞の通りです。最後の「3年間」とはなんぞや、ですが、このアルバムが録音されたのは1971年(リリースは1972年ですが)、ということは、3年間とは1968～1971年を指すように思います。反戦運動、反体制運動が急速にしぼんでいった事を指しているのかなぁ。ここら辺は自信がありません。
(2016年 7月30日 記)