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★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box

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 I Don't Want to Tie You Down (君を縛りたくないんだ) / Todd Rundgren(訳詞)


二人が通り過ぎてきた時を思うと
顔を上げるのも辛いときがある
頭をかきむしって一点を見つめ
明日をどう迎えたら良いんだなんて思うことが
でも、こんなにも深く君を愛していると思える事で
僕の人生はちょっとばかり深い意味を持てたと思う
僕は君の重荷になりたくないんだ、そうだよ君
僕は君を縛りたくないんだ

僕は、何にも傷つけられたくないんだ
僕たちが作り上げたこの二人の形を
一緒にいるときの二人の心のバランスを
お互いが完全に平等に支え合っている二人を
この愛で君を僕のものにしてしまいたい
なんてのは最悪の間違いだよね、ごめんよ
僕は君を落ち込ませたくないんだ、そうだよ君
僕は君を縛りたくないんだ、おお神様
僕は君をがんじがらめになんてしたくないんだ、そうだよ君
僕は君を縛りたくないんだ


(原詩)

Sometimes it's hard to look up under
The times we're going through
I scratch my head and stare and wonder
How to face the day anew
But it gives my life a bit more meaning
To feel in love with you, so heavy
I don't want to weigh you down, oh baby
I don't want to tie you down

I don't want a thing to mar this ever
The picture that we make
The balance of our minds together
The perfect give and take
For me to let my love possess you
Would be the worst mistake, I'm sorry
I don't want to bring you down, oh baby
I don't want to tie you down, oh jesus
I don't want to nail you down, oh baby
I don't want to tie you down


男と女が平等に愛し合う二人を肯定的に歌った歌です。「この愛で君を僕のものにしてしまいたいなんてのは最悪の間違い」といったあたりがキメですか。君を縛りたくないという意味合いで、"weigh you down"とか"bring you down"とか"tie you down"とか"nail you down"とか使われています。まあ、"bring you down"は、「落ち込ませる」、"weigh you down"は、「重荷になる」、"tie you down"は、「束縛する」といった意味ですが、"nail you down"は、ちょっとうまい日本語訳がないですね。tieは、ひもで縛るという意味ですから、まあ「束縛する」でほぼ意味の通る直訳ですが、nailは釘で打ち付けるということですから、tieよりも強く拘束するわけですが、流石に「君を磔にする」は誤訳の域に入りますからね。「がんじがらめにする」なんて訳しましたが、「束縛」の方がよかったかな。

(2017年12月23日 記)