★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box
風来坊のように
僕は、あのことが信じられないでいる
話していいって言われたら、君なら話すかい
この話、一体どこから始めたらいいんだろう
「私はマンディ、空へ連れてって」
彼女のテーマソングは良く聴いたよ
でも、彼女の太陽のように明るい微笑みの方が
ずっと魅力的だった
ポスターの中の彼女は、僕を誘っていた
そして、当便へようこそ、といった
彼女は僕を席に案内し、食事を出してくれた
そして、僕の心を本を読むように読んだ
でも、僕はパンフレットで顔を隠してしまった
ねぇ君、もう一度僕を見て
ここから僕を連れ去ってくれないかい
マンディ、僕はどうだい、僕を空に連れてってよ
地球はボールのように回転している
でも、行きたかった場所はそこにはなかった
そして、空を飛んでいた僕は下へ落ちていった
(間奏)
海でサメが僕を襲ってきたとき
彼女が水の上を僕の方に歩いてきた
彼女は僕を海から引き上げて、007に出てくる少女のように
キスをしてくれて、それで僕は生き返った、そんな気がした
みんなが僕をがれきの中から引っぱり出したとき
彼女の姿はなかった
それは僕の心の中のことみたいだった
僕は、変な夢を見たんだ
僕はみんなにそういった、でも誰も信じなかった
僕は通りにいた
そして壁を見つめていた
僕がここにいるのは絶対に
マンディが空を旅しようと
僕に約束してくれたからだ
だから、君たちも空を旅しているとき
誰かが挨拶してきても驚いちゃダメだよ
「私はマンディ、空へ連れてって」
(原詩)
Just like a rollin' stone
I'm outside lookin' in
But if your chance came would you take it
Where on earth do I begin
I'm Mandy fly me
I've often heard her jingle
It's never struck a chord
With a smile as bright as sunshine
She called me through the poster
And welcomed me aboard
She led me she fed me
She read me like a book
But I'm hiding in the small print
Won't you take another look
And take me away
Try me Mandy fly me away
The world was spinning like a ball
And then it wasn't there at all
And as my heart began to fall
(interlude)
I saw her walking on the water
As the sharks were comin' for me
I felt Mandy pull me up give me the kiss of life
Just like the girl in Dr. No No No No
Ah when they pulled me from the wreckage
And her body couldn't be found
Was it in my mind it seems
I had a crazy dream
I told them so but they said no no no no
I found me on a street
And starin' at a wall
If it hadn't have been for Mandy
Her promise up above me
Well I wouldn't be here at all
So if you're travellin' in the sky
Don't be surprised if someone said Hi
I'm Mandy fly me
どこまでが現実でどこからが夢なのか、なんとも理解しがたいファンタスティックな歌詞です。航空会社のポスターを見て、写っているキャビンアテンダントにうっとりして、飛行機に乗って、落ちて、助かって、今ここにいる、そんな歌詞ですか。ま、歌詞のまんま、楽しんだらいいと思います。Wikipedia(英語版)によれば、「How Dare You」からの2枚目のシングルで、イギリスのシングルスチャートで6位まで上がったそうです。タイトルは、もともとはMandyではなくCindyだったようですが、それだとそれだとセクシーすぎるということで、Mandyになったそうです(英語でも、気質チックな名前、水商売っぽい名前とかあるんだ)。途中、Dr.Noというのが出てきますが、1962年の映画「007 Dr.No (邦題:007は殺しの番号)」です。ジェームズボンドシリーズです。ここまで書いても分からない人が多いかもしれませんが。(2018年 6月30日 記)
(2018年 6月30日 記)