私を助け出してくれないか、あの苦しい夢から
少年の頃のひとりぼっちの夜の思い出から
消し去ってくれないか、この終わりのない重苦しい年月を
石のように乾ききってまだ残る少年時代の涙を
混乱という種から
幻想という陰鬱な花が育ち
今でも悲しみという畝に
不信という種が蒔かれている
私が進むべき道は
私がこれまで通ってきた道と
生まれてから進んできた道によって
元々決まっているのだ
(原詩)
Lead me from tortured dreams
Childhood themes of nights alone
Wipe away endless years
Childhood tears as dry as stone
From seeds of confusion
Illusions dark blossoms have grown
Even now in furrows of sorrow
The doubt still is sown
My life's course is guided
Decided by limits drawn
On charts of my past ways
And pathways since I was born
ムソルグスキーの曲にGreg Lakeが詞をつけたものです。1970年代初頭にはプログレッシブロックというジャンルで、世界に対する絶望がよく歌われましたが、この曲もその中の一つです。
(2018年 3月17日 記)