1. Promenade

(Instrumental)

2. The Gnome

(Instrumental)

3. Promenade

(訳詞はこちら)

4. The Sage

(訳詞はこちら)

5. The Old Catsle

(Instrumental)

6. Blues Variation

(Instrumental)

7. Promenade

(Instrumental)

8. The Hut of Baba Yaga

(Instrumental)

9. The Curse of Baba Yaga

(訳詞はこちら)

10. The Hut of Baba Yaga

(Instrumental)

11. The Great Gates of Kiev

(訳詞はこちら)

12. Nut Rocker

(Instrumental)

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ELPの三枚目のアルバムです。本人達は、余興くらいのつもりで演奏したようですが、あまりの衝撃的な内容に、海賊版が出回りそうになって、急遽正式アルバムとして発売されたようです。本人達は最後まで発売に抵抗したようですが。内容の練られ具合はそれほどでもなくて、余興くらいのつもりだったというのはそうなんだろうなと思わせますが、展覧会の絵をほぼそのままトリオで演奏して、それを最先端のロックミュージックに仕立て上げたその着眼点と音楽センスは衝撃的でした。まあ、世に出さないと世界の損失だったよな(大げさか)。
歌詞の内容は、録音されたのがTarkusの前ですし、ファーストアルバムに近い、エピタフの亡霊を結構引きずったものですが、「Promenade」と「The Sage」では、世に対する不安が歌われた後、「The Curse of Baba Yaga」で団結が呼びかけられ、「The Great Gate of Kiev」では新しい命の誕生とそれによる新しい世界への希望が歌われると新しい世界の出現に向けた一つの大きな物語になっています。演奏の後の大歓声は、演奏に対するものでしょうが、歌詞のエンディングの高揚感の影響も大きいと思います。

(2018年 3月17日　記
2018年 4月28日　更新)