★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box
目まぐるしく過ぎる時間は
人が皆それぞれである事を意識しながら
音楽の中に新しい世界を導く物語を広げている
未来的な自由は、不公平な世界のバランスを直し
空に輝く星は私たちの誠実さを試している
そして、誰もが知りたがっているのは君の目に映る未来
自然が一つになって美しい風景をつくるように
時間は新しい世界を作り上げるだろう
私たちの新しい出会いは望む未来の火付け役
私たちは正しい未来への導き手を得た
この波に乗って新しい世界に飛び出しても
私たちは決してバランスを崩すことはない
私たちは君の目に映る未来に全速力で向かっているのだから
(間奏)
その時私は何かを捕まえようと手を伸ばした、そこには音があった
私たちの心を揺り動かしたものは弾みながらゆっくりと動き
そのリズムはこれからも続いていく
夢中で踊るうちにリズムが変わってゴールを見失ったこともあったが
私が自分の意思のままに辿り着いたのは君の目に映る未来
チャ、チャ、チャー、チャッ、チャ
(原詩)
Faster moments spent spread
Tales of change within the sound
Counting form through rhythm
Electric freedom moves to counter-balance
Stars expound our conscience
All to know and see the look in your eyes
Passing time will reach
As nature relays to set the scene
New encounters spark a true fruition
Guiding lines we touch them,
Our bodies balance
Out the waves
As we accelerate our days to the look in your eyes
(interlude)
From the moment I reached out to hold, I felt a sound
And what touches our soul slowly moves as touch rebounds
And to know that tempo will continue
Lost in the trance of dances as rhythm takes another turn
As is my want, I only reach to look in your eyes
CHA-CHA-CHA CHA-CHA
エレクトリックピアノで奏でられるジャズ風のフレーズで始まっていて、これまでのYESではなかったパターンです。新しく加入したPatrick Morazの個性でしょう。こんなのを見ると、YESの曲はメンバー全員でアイデアを出し合って作られているんだということがよく分かります。ギターもベースもはじけていて、Steve HoweもChris SquireもPatrick Morazに触発されてインプロビゼーションに走った様子がうかがえます。きっとメンバーは楽しかったと思いますが、セールス的にはイマイチだったことと、Patrick MorazがそれまでのYES曲になじめなかったようで、このメンツはこのアルバムだけでした。
「不公平な世界なんてやめにして、新しい世界を作ろう。それは君の目に映っているとおりなんだ。」という曲ですが、YESの歌詞は言い回しが凝っていることも特長なので、その感じが伝わるように凝った日本語にしてみました。
(2019年 1月26日 記)