★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box
前に見える川は山と交差するように消えていき
日差しは山に遮られ、時折思い出した様に私たちを照らすだけ
山の南斜面は、泣きたいほど寒かった
あの日ほど寒い日があっただろうか、
人里から百万マイルも離れて
もうそれは、その一日が永遠である様
前に進もうとするが、友達はただ泣くだけ
どこか横になれる場所を探して、山の奥に進む
結局休む場所は、寒風吹きすさぶ道の横
あの日ほど寒い日があっただろうか、
人里から百万マイルも離れて
もうそれは、その一日が永遠である様
嵐の音の中、何をする時間も全て奪われてしまった様
意識も遠のき、吹雪さえも、
空の暖かさを教える呼び声に聞こえる
それは人生で最も暖かい日のようだった、
人里から百万マイルも離れて
私たちは、永遠の命を得た様
(間奏)
嵐の音の中、何をする時間も全て奪われてしまった様
意識も遠のき、吹雪さえも、
空の暖かさを教える呼び声に聞こえる
それは最も暖かい日のようだった、
人里から百万マイルも離れて
もうそれは、その一日が永遠である様
日差しは山に遮られ、時折思い出した様に私たちを照らすだけ
川は、私たちの窮状を思うことなく流れ、その姿を
死のぬくもりを包む空へと消している
それは最も暖かい日のようだった、
人里から百万マイルも離れて
もうそれは、その一日が永遠である様
(原詩)
A river a mountain to be crossed
The sunshine in mountains sometimes lost
Around the south side so cold that we cried
Were we ever colder on that day
A million miles away
It seemed from all eternity
Move forward was my friend's only cry
In deeper to somewhere we could lie
And rest for the the day with cold in the way
Were we ever colder on that day
A million miles away
It seemed from all eternity
The moments seemed lost in all the noise
A snow storm a stimulating voice
Of warmth of the sky of warmth when you die
Were we ever warmer on that day
A million miles away
We seemed from all eternity
(interlude)
The moments seemed lost in all the noise
A snow storm a stimulating voice
Of warmth of the sky of warmth when you die
Were we ever warmer on that day
A million miles away
We seemed from all eternity
The sunshine in mountains sometimes lost
The river can disregard the cost
And melt in the sky warmth when you die
Were we ever warmer on that day
A million miles away
We seemed from all of eternity
この曲は、「Fragile」の中では一番好きな曲です。イエスの中では一番ハードというかヘビィな曲調の曲だと思います。間奏のコーラスもいいし、ビルのドラムもかっこいいし、スティーヴのギターもいつもと違ってかなりディストーションのかかった力の入った演奏です。クリスも自分が作曲に関わった曲だけあって、結構全面にしゃしゃり出るベースを弾いています。で、こんなにかっこいいのに、なんでライブに入っていないんだろうとずっと思っていました。
で、訳して思ったんですが、「歌詞、悲惨すぎ」。ほぼ山で死ぬ歌ですからね。こりゃ、ちょっとライブじゃできないよなぁーと。(2011年 7月 2日)
ちょっと訳し直しました。歌詞のテーマが山での遭難なのは上に書いたとおりですが、歌詞の内容でいうと、前半は「Were we ever colder on that day」と寒いと歌っているのが、後半は「Were we ever warmer on that day」と暖かいと歌っていて、低体温症の症状が歌詞に織り込まれたりしています。「Wikipedia(英語版)」に曲の解説が載っていました。ライブで滅多にやらないのは、上で書いたとおりなのですが、理由についてはメンバーは、「ボーカルパートがライブではスタジオ版のレベルを再現できない(The vocal section came up short)」からだそうです。間奏のコーラスパートも非常に魅力的なのですが、恐らくテープをエンドレスにして録音させているのだと思います。歌ってみると分かるのですが、息継ぎするところがないんです。間奏最後のコーラスは一分くらい「アーー」と言い続けているので、これもテープをエンドレスにしてやっているんでしょう。ライブでできないといわれたら、確かにそうだと思います。(2018年 5月26日)
(2011年 7月 2日 記
2018年 5月26日 更新)