今年の年末旅行は、シンガポールになりました。元々はアンコールワットを狙っていたのですが、3ヶ月前では完全に出遅れだったようで、キャンセル待ちもできず、ランカウイ、ペナン島にも振られて、「もう、どこでもいいやっ!」でやっととれたのが、シンガポールでした。香港も景気がよくなってきているので、みんな海外旅行に行くようになっているんでしょうねぇ。明らかに行きにくくなっていると思います。

シンガポールは、一般的な印象としてはまったくリゾート地ではないと思いますが、前回のバリがビーチなしでも結構いけたので、「アレンジ次第ではシンガポールでも結構リゾート気分を味わえるのではないか。」ということで、頑張ってみることにしたのでした。

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1. シンガポールのリゾートスポット
2. シンガポールの移動手段
3. シンガポールの定番

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☆ ピックアップしたスポット

以前行った人が「船で40分くらいでいけるバタム島(インドネシア)にイルカと遊べるところ(Dolphinslodgeといいます。)があって、それが楽しかった。」といっていて、それをメインイベントにしていこうというのが、最初の構想だったのですが、バリ島に移動してしまったということで、一旦はかなりトーンダウンしました。リゾートということでは、ビンタン島という選択もある訳ですが、冬の船は揺れるということで、最終的にセントーサ島を中心にシンガポール域内でリゾートすることにしました。で、いろいろ調べて選んだのは、次のスポットでした。

• シンガポールナイトサファリ
• ワイルドワイドウェット
• ドルフィンラグーン
• アンダーウォーターワールド

「ナイトサファリ」は、夜行性の動物をなるべく日常の生活に近い状態で見せようという動物園、「ワイルドワイドウェット」は、アトラクションの多いプールで、バリ島の「ウォーターボム」のイメージ、「ドルフィンラグーン」は、「ドルフィンズロッジ」の代打、「アンダーウォーターワールド」は、名前の通り水族館です。

子供たちの評判はイマイチだったのですが、私としてはまあまあそこそこ面白かったと思っています。「ドルフィンラグーン」はセントーサ島にある施設で、これはリゾート客向けのものだと思いますが、他の施設はシンガポール島の方にあって、基本的にシンガポール住人のための施設であって、リゾート客向けのものではないようです。そういう関係で、規模も小さめだし、刺激も押さえた設えになっています。「ナイトサファリ」は、サファリといいつつ、動物は実は囲いの中にいて人間と直接出会うことはないのが玉に瑕ですが、日本語ガイドは完璧で、それはそれで楽しめました。トレールコースでは結構面白い動物の夜の姿を楽しむことができました。「ワイルドワイドウェット」は、正直イマイチです。規模としては、京都の太陽が丘、亀岡市民プール以下、なので。すべり台もややもすると止まってしまうくらいマイルドなコースで、ウォーターボムのスリルを期待していったうちらは完全に肩すかしを食ってしまいました。「アンダーウォーターワールド」も規模がかなり小さいのですが、エイをさわれる水槽があったり、水槽の回廊は余り日本の水族館にはいないような魚が結構見られるので、以外と楽しめました。

私が一番楽しめたのは、ドルフィンラグーンです。一時間イルカと一緒に海に入れるというプログラムです。二人しか空きが無くて、子供たちが参加で、私は浜で見ていたのですが、やったら絶対面白かったと思います。ピンクイルカと泳げる所なんてまず無いと思うし、また、このピンクイルカが愛らしいんですね。上に一枚写真がありますが、浜に立っていると、向こうの方から浜にやってきて、ポーズを取ったり、愛嬌を振りまいたりしてくれて、それはそれは大感激なのです。香港でドルフィンウォッチに参加した時は、50m先でも感動しましたが、今回は2mの至近距離ですから。砂浜にしつらえた所なので、イルカにとっては深さが足らないかもしれませんが、愛らしい姿を見る限り、幸せに育てられているんだろうなと思います。

☆ 今回のホテル「ラサセントーサリゾート」

今回は、セントーサ島西端の「ラサセントーサリゾート」に泊まりました。部屋はまあまあの広さ、広くもないが狭くもないという感じ。設えは、上の写真の通りで、結構リゾート気分をかき立ててくれました。気候もさすが赤道直下、香港でも寒い12月でもバッチリ泳げる気候でした。一応、雨期ということになっていますが、夕立があるだけで一日中雨というわけではないので、そういう意味でも海遊びに問題ありません。ただ、やっぱり、海は香港並みの透明度(2mない感じ)だし、ビーチにいても顔を上げれば、沖に停泊する貨物船が見えるしで、リゾート気分もそこそこです。

(2008年 1月13日　記)