1. Eternal Caravan of Reincarnation

(Instrumental)

2. Waves Within

(Instrumental)

3. Look Up (To See What's Going Down)

(Instrumental)

4. Just in Time to See the Sun

(訳詞はこちら)

5. Song of the Wind

(Instrumental)

6. All the Love of the Universe

(訳詞はこちら)

7. Future Primitive

(Instrumental)

8. Stone Flower

(訳詞はこちら)

9. La Fuenta del Ritmo

(Instrumental)

10. Every Step of the Way

(Instrumental)

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サンタナ4枚目のアルバムです。アメリカでは二枚目「Abraxas」が5 x Platinumだったのが、こちらはPlutinumなので1/5の売上(ついでに書くとWelcomeとBorbolettaはGoldなので更にこの半分です)ということで、Wikipedia英語版には「このアルバムが人気凋落のきっかけとなった」などと書かれています。ですが、日本では売れましたね。1970年代前半というと、日本のアーチストでは井上陽水と吉田拓郎、海外のアーチストではビートルズとサイモン&ガーファンクルとカーペンターズが50万枚売るダントツのスーパースターだったのですが、この次に売れたのが「展覧会の絵/エマーソン、レイク&パーマー」、「栄光のシカゴ/シカゴ」、「オペラ座の夜/クイーン」とこの「キャラバンサライ」でなんと15万枚も売れたのです。「4シンボルズ/レッドツェッペリン」が10万枚だったので、これよりも売れたんですね。ちなみにアメリカで大ヒットした「Abraxas」は9万枚なので、こっちの方が売れたんですわ。こんな取っつきにくい内容のアルバムがよく売れたなと思いますが、なんとなく知的に聞こえたんですかね。当時は難解なものをありがたがる傾向がありましたからね。

(2021年 9月 4日　記
2021年10月 9日　更新)