★ [SilverSackの自画自賛] SilverSack World Tour
2番目に取り上げる桂川の支流は清滝川です。清滝川は終始谷間を流れる川で、どこを歩いても絵になります。歩道が整備されている部分も多いので、車を気にせずに散策を楽しめますので、その点でも楽しい川です。私は、貴船川と並ぶお気に入りです。
(その1)と(その2)では、高雄から落合を取り上げました。遊歩道が整備されていて、車を心配することなく、谷を流れる渓流を楽しめるところですが、清滝川としては最下流部ということになります。ので、というわけでもないですが、今度は、水源の方を取り上げます。清滝川は遊歩道が終わった高雄から国道162号線と併走します。で、笠トンネルの手前の「大森リゾートキャブ場」の看板から162号を離れ、大森リゾートキャンプ場の方に向かっていきます。
ところで、この笠トンネルですが、このトンネルの手前は、清滝川の流域、向こう側は桂川の流域になります。手前に落ちた水は、まっすぐ南下して落合へ、向こうに落ちた水は南丹市、亀岡市を通ってさんざん遠回りしてから落合に辿り着きます。分水嶺とは良くいったもんだと思います。
水源までの道のりですが、162号線から大森リゾートキャンプ場に行く道を進みます。大森リゾートキャンプ場までは約5.5km。人がいる建物はこれが最後で道が舗装してあるのもここまでです。
大森リゾートキャンプ場を過ぎて500m位行くと林道との分岐に当たります。右の道には「立入禁止」と書いてあります。清滝川はこちらではないので、左の道を進みます。
もう2kmちょっと行くと、そこで車が通れる道が終わります。
ここから先は歩きです。
ここまでどうやって来るかですが、バイクが一番便利でしょうね。車でもなんとかなるかもしれませんが、離合が難しい道なので、ちょっとリスクがあります。大森リゾートキャンプ場に車を止めさせてもらってそこから歩きという手もあるかもしれませんが、駐めさせてもらえるかどうかは未確認です。そんなに坂がきつくはないので、自転車も選択肢に入るかもしれませんが。
車が通れる道が終わったところから水源までは歩いて10分ほどです。距離にして300m位でしょうか。道もそれほど急ではないので、行きやすい水源です。
歩き出してすぐの所です。水源までもうすぐな筈ですが、結構水量ありますね。
先ほどから5分ほど歩いたところです。かなり水量も減ってきました。
先ほどから更に5分ほど歩いたところです。もう川を撮っても流れが見えないくらいになってきました。水源はもうすぐです。
さて、清滝川の水源です。ご覧ください。下から見るか。
上から見るか。
これで清滝川、完全制覇です。
「国土交通省国土政策局の国土国土数値情報（平成18年度～平成21年度）」(URL : https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-W05.htmlからダウンロードできるものです)」を「国土数値情報河川データセット | Geoshapeリポジトリ」や「川の流れを調べる地図」が展開してくださっていて、名称、起点、終点、等の川の情報については、もっぱらそれを利用しています。
(2023年 4月 8日 記)