インドネシアのバリ島に行ってきました。今年は、清明説とイースターがつながって五連休になりました。滅多にない機会なので、やることが尽きない場所ということで、バリ島を選びました。バリ島のヒンズー文化は、結構奥深く、はまってしまう人も多いと聞くし、ビーチリゾートの老舗でもあるので、文化的、水遊び的に、決してネタ切れにはならないだろうと思ったわけです。で、旅行を終わった感想としては、非常に満足度の高い旅行になりました。バリ島が想像通り豊富な観光リソースを持つ場所だったことが、最大の要因ですが、事前準備を周到に行ったこともかなり貢献したと思います。そこら辺も取り混ぜながら、書き進めようと思います。

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1. バリのビーチリゾート -サヌール地区-
2. バリの観光地
3. バリの水遊び
4. バリの旅行会社

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☆ いつもならシュノーケルなのに

南の島に行くとうちらは必ずシュノーケルをします。前回のプーケットが大当たりだったので、バリでもと思っていたのですが、ネットで調べてているとどうも雲行きが怪しい様子。なかなか見つからないのです。で、何となくわかったことは、

• バリの海は、それほどきれいではない。透明度がイマイチということもあるが、珊瑚でできた砂ではなく、火山灰からできた砂なので、色が黒く、その関係で海の色が余りきれいでない。
• ビーチリゾート近辺の海は遠浅で、海草も多く生えていて、泳ぎに向かない。当然シュノーケルもだめ。
• シュノーケルをするとすると船で沖まで出てすることになる。当然深い所になるので、浜でするシュノーケルとは見え方が全然違う。うちらは軟弱シュノーケルなので、沖シュノーケルはNO。
• バリは、潮の流れが速く、波も高いので、向いている海遊びは、サーフィンやスキューバダイビングでのようなハードなやつで、ファミリー向けのソフトな海遊びには余り向かない。

といったことです。浜でシュノーケルするにしても車をチャーターしてかなり遠くまで行かないといけないようで、バリでシュノーケルは早々に断念しました。

☆ バリでの家族向けの水遊び

斯様に家族向けの海遊びは乏しいバリですが、やはり南国リゾートの老舗ですから、ちゃんとそれに変わるものを用意しています。一つは、浮島クルーズ、もう一つは、プールリゾート/スライダー天国のウォーターボムです。

☆ 浮島クルーズ

数社ほどがレンボンガン島の沖に500m²位の広さの浮島を浮かべて、そこで一日ウォーターアトラクションを楽しんでもらおうというツアーを用意しています。ツアーの情報としては、バリ・ツアーズ.comのバウンティクルーズのページとバリハイクルーズのページが詳しいです。他にクイックシルバー社が同様の企画を行っています。他にも浮島でなく、船を沖合に停泊させて、そこでウォーターアトラクションを提供するというものもありました。

提供されるウォーターアトラクションは、大体一緒だったと思います。

• ウォータースライダー付きの浮島
• グラスボート
• バナナボード
• カヌー
• シュノーケル
• マッサージ
• 離島ツアー
• 食事/飲み物

値段は、・バリハイクルーズ - US$76.00/人, ・クイックシルバー・クルーズ - US$65.00/人、・バウンティクルーズ - US$55.00/人で、バウンティが、一番安いし、浮島が一番大きいし、ウォータースライダーが一番長いし、だったので、バウンティクルーズにしました。子供は半額なので、家族全員で、US$165.00。ちょっと高めですが、食事もついて、どのアトラクションやっても追加料金なし、というのは、安心して楽しめるので、まあ許せる範囲だと思います。ブノア港を朝9時に出発して10時に浮島到着、午後3時に浮島を出発して、午後4時にブノア港到着というスケジュールです。ちなみにバリハイクルーズとは、港も浮島もほぼお隣でした。

用意されていたアトラクションは一通りやりました。子供たちはバナナボードが一番のお目当てでした。普通はこれは一回ごとの値段が結構高くて、心行くまではなかなかできないのですが、今回は追加料金なしということで、思い切り楽しめました。離島ツアーは、レンボンガン島へ島の人の暮らしを見たり、ガラガラ地下の家を見たりするもので、これも結構価値があるものです。ウォータースライダーも、ま、結構な規模だったし、カヌーもやりました。グラスボートというかセミ潜水艦で、海中の魚を見るというツアーもやりました。(魚は余りいなくて、シュノーケルは断念して正解だったということを再確認するこになったのですが。)。家族連れのバリ旅行であれば、スケジュールに入れておくべきツアーだと思います。。

☆ ウォーターボム

ウォーターボムは、クタ地区にあるプールアミューズメントですが、巨大なスライダーがウリです。設備は、巨大なスライダー7種類、流れるプール、子供用の遊具付きプール、深さ1.5mの遊泳用プールと、レストラン、ロッカー、更衣室、トイレ、売店です。入場料は、大人US$21.00, 子供US$11.00ですが、旅行代理店を通した方が安くなる(うちらは、US$74.00がUS$63.00になりました。)し、送迎は付くしで、得です。この料金でプールはスライダーも含めて使い放題、飲み食いといくつかある陸上のアトラクション(ウォールクライミング、ユーロバンジー等)は別料金となってます。

7種類のスライダーは、

Smashdown

道具は使わずに滑ります。左の写真の一番の右のコースで、下まで一気に滑り降ります。フリーフォールと言っていい感覚です。

Boogie Ride

左の写真の右から二番目のコースです。(2本コースがあります。)マットに載って、頭から滑ります。頭から降りる所がスリルを倍増させます。

Race Track

左の写真の右から三番目のコースです。2本コースがあって、二人同時に滑ります。Raceをするわけですね。道具を使わずに滑るんですが、かなりのスピードが出るので、コースが波打っている所では体が浮きます。

Jungle Ride

いままでの3つは、直線コースですが、以降は曲がりくねったテクニカルコースです。道具を使わずに滑ります。日本でもよくあるようなウォータースライダーですが、距離の長さが圧倒的です。

Raft River

大きなドーナツ型の浮き袋に乗って滑ります。Jungle Rideの浮き袋版です。

Macaroni Tube

Raft Riverのコースがトンネルになったバージョンです。ディズニーランドのスペースマウンテンのような感覚で、コースが見えないだけでこれだけスリルが増すのかと、ビックリします。

Boomerang

これだけ他の6つとは離れた所にあります。船の形をした浮き輪に乗って滑ります。それほど長くありませんが、一気に急降下してその勢いで坂を上ってまた降りてくるという今までなかった感覚で人気です。

です。やっぱりスライダーが半端じゃなくて、朝10時から午後3時半まで、ほぼスライダーばかりやっていました。一番たくさんやったのは、Macaroni Tubeです。前が見えない状態で滑るのはかなりスリルがあり、やみつきになりました。後は、Jungle Ride。オーソドックスですが、やっぱり楽しめます。ブーメランも良かったですが、混んでいて待ち時間が長いので、ちょっと時間がもったいないと思うかもしれません。直線の3コースは、スピードが半端じゃなく、体への負担も結構あるので、大人向けだと思います。レストランは、結構いけてました。Rp35,000.00(500円)/人くらいの料金だったのですが、おいしかったです。

人工的な施設ではありますが、うちらの満足度でいうと、値段は半分以下なのに、浮島クルーズよりこちらの方が上でした。

(2007年 4月21日　記)