インドネシアのバリ島に行ってきました。今年は、清明説とイースターがつながって五連休になりました。滅多にない機会なので、やることが尽きない場所ということで、バリ島を選びました。バリ島のヒンズー文化は、結構奥深く、はまってしまう人も多いと聞くし、ビーチリゾートの老舗でもあるので、文化的、水遊び的に、決してネタ切れにはならないだろうと思ったわけです。で、旅行を終わった感想としては、非常に満足度の高い旅行になりました。バリ島が想像通り豊富な観光リソースを持つ場所だったことが、最大の要因ですが、事前準備を周到に行ったこともかなり貢献したと思います。そこら辺も取り混ぜながら、書き進めようと思います。

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1. バリのビーチリゾート -サヌール地区-
2. バリの観光地
3. バリの水遊び
4. バリの旅行会社

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☆ 初めて訪れる場所の旅行を後悔のないものにするために

海外旅行で同じ場所を何度も訪れる場合は別ですが、恐らく大抵の場合、なるべく多くの場所を旅行しようと思って、同じところを何度も訪れることは少ないのではないかと思います。うちも「広く浅く」派です。従って、訪れる所はどれも初めて訪れる場所になるのですが、見所、遊びどころ満載の南国リゾートを初めての訪問で、後悔なく遊び尽くすためにはやはりそれなりの準備が必要になります。セブの時は、ガイドブックの「アイランドホッピングは、ちまたの船で安価に楽しめる。」という記事を信じて完全にはまったり、コタキナバルではそこそこ遊び尽くしましたが、なんとなく高くついたように思うのと、クレジットカードがきかなかったので、現金が底をついたり、プーケットでは軒並み満員でしたいアトラクション、行きたいレストランに行けなかった、とか、それぞれに後悔した点がありました。それから実はガイドブックの記載には、意外と間違いが多いんですね。「地球の歩き方」は地球の嵌り方みたいなことが云われたりもしますが、出版社でどれだけの人間をガイドブックに当てているのか知りませんが、あれだけ多くの観光地の情報をあれだけ詳しく調べ上げるのは現実的にムリなのだろうと思います。

で、「日本人が相談に乗ってくれる現地の旅行代理店」を確保するのが、最も重要なポイントだと思います。これができていれば、上に書いた各地での後悔はなかったと思うし、これができた今回は、ほぼ後悔のない旅行になりました。

☆ バリの現地ツアー会社

いろいろと情報をあさってみた所では、バリの現地ツアー会社は、4ランクくらいに分けられると思います。

A.	国際拠点網を持つ日本の旅行会社の支店(H.I.S.等)	8時間ガイドをチャーターして、14000円といったレベルです。
B.	日本人が対応するバリ現地の旅行代理店(バリツアーズ、マタハリツアー等)	8時間ガイドをチャーターして、10000円といったレベルです。
C.	日本語ができるインドネシア人が対応するバリ現地の旅行代理店(バリスチツアー等)	8時間ガイドをチャーターして、8000円といったレベルです。
D.	日本語のパンフレットは出しているが日本語の応対はかなり怪しいバリ現地の旅行代理店	8時間ガイドをチャーターして、5000円といったレベルです。

今回は、BランクとCランクを使ってみました。Aランクは、今回のツアー自体がH.I.S.のツアーで、空港とホテルの送迎はお世話になったので、その印象で比較してみます。

結論から言ってしまうとやはり日本人が応対する体制を取っているところでないとダメだと思います。今回の史跡観光は、日本語のウェブ・サイトを出しているバリ人の会社にお願いした(一番安かったので)のですが、

• 最初の見積もりまでは早かったが、その後確認のためにした質問に殆ど回答がなかった。
• 回答がなかったので電話をしたら、メールでもらっている問い合わせ番号で話が通じなかった。
• ガイドチャーターで訪問地を全てリストアップして連絡していたのに、当日のガイドには話が通ってなく、ツアーが始まってから連絡していた場所には行けないと言い出した。

という状態だったからです。急に行きたくなったレゴンダンスは、日本人が対応してくれる旅行代理店にお願いしたのですが、急なお願いにもかかわらず完璧なアレンジで、存分に楽しめました。

☆ おすすめの旅行代理店「マタハリ・ツアー」

今回は、三日間のオプショナルツアーでお願いした旅行代理店は全て別で、結局4社の旅行代理店とお付き合いすることになりました。その中で特に印象に残った旅行代理店があったので紹介します。「マタハリツアー」です。

• インドネシアに行く前にいろいろとメールでやりとりしたのですが、対応が早く回答が的確だったのが、この会社でした。対応が抜きんでて良かったので、オプショナルツアーは三日間ともこの会社にしようかと思ったほどでした。(メール対応だけで判断できんよなぁ、と思って、三社そのまま残したのですが。)
• 当たったガイドさんも良かったです。H.I.S.の人もよく教育されていて「流石大手は違う」と思ったのですが、ここのガイドさんは押さえるところは押さえながらも気さくで非常に感じが良かったです。その日の晩にダンスツアーのお願いをしたのですが、細かいやりとりは日本人とすぐ連絡を取ってくれるという引くところは引くという対応で、日本人もメールの通りのそつのない対応で、完璧でした。
• ダルマさんは、結構思っていることを率直に語ってくれるところがあって、それが私たちには非常に興味深かったです。外向きの観光説明だけではバリ人のことはわからない、バリ人がどう思っているのか語ってくれるとより興味深く理解できると思うのですが、それに正にピッタリでした。「バリでは以前、観光地のテロがあった。テロリストは米国を叩いた、といったけど、実際は米国には人の痛みもなくて、痛い思いをしているのはバリ人だ。」とか、「バリのヒンドゥーの祭りは100年毎のものまである。これが一番大規模なんだが勿論100年毎だからそれに出会えない人もいる。私は結構若い時期に経験できてとても幸運だったと思う。」とか、「ダンスショーのダンサーは実は学生のバイトが多い。でも、バリ人にとっては踊りは皆やっていることなので、質が落ちる訳じゃない。」なんてことを語ってくれました。

☆ ネット上のさらなる情報

• 「マタハリツアー」のサイト
• 「バリツアーズ.com」のサイト
• 「バリスチツアー」のサイト
• 「H.I.S.バリ支店」のサイト

(2007年 4月21日　記)