1. Lark's Tongues in Aspic, Part1

(Instrumental)

2. Book of Saturday

(訳詞はこちら)

3. Exiles

(訳詞はこちら)

4. Easy Money

(訳詞はこちら)

5. The Talking Drum

(Instrumental)

6. Lark's Tongues in Aspic, Part2

(Instrumental)

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1990年以降の活動をほぼ把握していない身で語るのはちょっと無謀ではあるのですが、私はRobert Fripp、John Wetton、Bill Brufordをコアメンバーとするこの時期がKing Crimsonの絶頂期と考えています。その記念すべき1作目です。John Wettonのベースはディストーションを効かせた独特のスタイルになる前の演奏で今聞くと逆に新鮮だったりしますが、いずれにしてもレベルの高さを感じます。Robert Fripp/Peter Sinfield時代の第一作から第四作は音楽的なテイストが統一されていなくて、そもそも時代と呼べるのか同じバンドの作品として扱っていいのか迷うほどなのですが、この時期は基本的な方向性は定まっていてこれがKing Crimsonだよねといえるものになっています。音楽のテイストとしては、知的な凶暴性というか冷静な暴力性というか、唯一無二のものです。多くのトップミュージャンの羨望、尊敬の対象になっているのは良く理解できます。

(2021年11月20日　記
　2022年 1月 1日　更新)