★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box
私たちは、果てのない空を旅している
星は目のように大きく輝き
黒い夜空はため息をついている
銀色に光る木々の間から見える月が
涙の中に落ちていく
それは夜を照らす明かり
地球というサファイヤ色の霞をまとった紫色の炎は
常に軌道を外れることはない
木の下にいる間は
冷たいそよ風に吹かれ
銀色の星明かりで
夜が空けていく
そして私たちは
深紅の目を持つ偉大な神
火星を通り過ぎていく
私たちは宇宙を旅しているのだから
(原詩)
We sail through endless skies
Stars shine like eyes
The black night sighs
The moon in silver trees
Falls down in tears
Light of the night
The earth, a purple blaze
of sapphire haze in orbit always
While down below the trees
Bathed in cool breeze
Silver starlight
Breaks down the night
And so we pass on by
The crimson eye
Of great god Mars
As we travel the universe
宇宙を旅する様子を歌った曲です。この頃のロックにはこういうテーマの曲がありますね。ここで訳したところでいうとIan Gillan BandのClear Air TurbulenceとかFive Moonsとかがそうでしたし、Deep PurpleのSpace Trackin'なんかもそうかな。当時は、アポロ11号で人が月面に降り立ったり、宇宙開発に非常に脚光が集まった時期でした。結構華やかなイメージでとらえられていたと思いますが、ここで歌われる宇宙旅行は非常に孤独感の強いものとして捕らえられていて、それとはちょっと違います。ロックの場合だと宇宙は寧ろ孤独の象徴だったのだと思います。宇宙とは別のテーマですが、Uriah HeepのTraveler in Timeも同様のイメージで作られていると思います。
(2017年12月 9日 記)