★ [SilverSackの自画自賛] 私、バドミントンの味方です
3月は、11日から15日にかけて、全英オープンが、開催されました。新型コロナウィルスの関係で、スポーツの大会が軒並み中止される中、なんとか開催されました。オリンピックレースに関係のあるバドミントンの大会は、この後全て延期されたので、ギリギリでしたね。前の週のドイツオープンも中止になりましたし。さて、桃田が欠場した大会ですが、なんと日本が男子ダブルスと女子ダブルスの2種目制覇。やりましたね。
シードダウンは、第4シードのアンソニー・ギンティンがデンマークのゲムケに1回戦敗退、第6シードのヨナタン・クリスティーがマレーシアのリー・ジージャに1回戦敗退、第8シードの伍家朗が日本の西本拳太に1回戦敗退、でした。比較的シードダウンは多かったかと。
準決勝に勝ち上がったのは、第1シードの周天成、第2シードのビクター・アクセルセン、第5シードのアンダース・アントンセン、ノーシードのリー・ジージャでした。周天成は同じ台湾の王子維を、アントンセンも同じデンマークのゲムケを破ってのベスト4ですが、これは順当でしょうね。唯一シード同士の対戦となったビクター・アクセルセンvs石宇奇は15本、7本の2-0でアクセルセンが勝ちました。石宇奇はまだベストコンディションの7割くらいかなぁ、以前の調子には戻っていません。リー・ジージャは、なんと第3シードの諶龍を破ってのベスト4進出です。この試合は放映されなかったので様子が分からないのですが、クリステイーも破っているし、コンディションが良かったのでしょう。リー・ジージャは、派手さはないですが、安定感がありますので、ベスト4進出も決してまぐれではないです。
| 準決勝 | 周天成 | ○ | 棄権 (17-14) | × | アンダース・アントンセン |
|---|---|---|---|---|---|
| ビクター・アクセルセン | ○ | 2 - 1 (17-21/21-13/21-19) | × | リー・ジージャ | |
| 決勝 | ビクター・アクセルセン | ○ | 2 - 0 (21-13/21-14) | × | 周天成 |
準決勝の第1試合、周天成vsアンダース・アントンセンは、第1ゲーム、周天成17-14のところで、アントンセンが棄権して、周天成の勝利となりました。捻挫だそうです。準決勝の第2試合、ビクター・アクセルセンvsリー・ジージャは、第1ゲームをリー・ジージャが17本で取るも、アクセルセンが第2ゲーム、第3ゲームを13本、19本で連取して逆転勝ちしました。しかし、ファイナルゲームが21-19ですから、勝負は最後の最後までもつれたってことですね。と書いていますが、2試合とも放映されなかったので、スコア見て書いているだけです。
決勝戦は、アクセルセンが終始試合の主導権を握り、13本、14本のストレートで周天成を下しました。第1ゲームは2-2以降、第2ゲームは3-3以降、アクセルセンかリードしてました。周天成は粘りのラリーが持ち味なのですが、アクセルセンが長身を生かして上がりきらないロブを角度をつけてたたき込んでいたので、粘りきれませんでした。アクセルセンが結構ラリーに緩急をつけていて、それにも対応できませんでした。
今回出場したのは、常山幹太と西本拳太の2名です。A代表は他に桃田賢斗と渡辺航貴がいるのですが、桃田は知っての通り怪我で欠場、渡辺はランキングが足らず出場資格なしです。常山は周天成に2回戦敗退、西本は王子維に2回戦敗退でした。常山は惜しかったですね。第1ゲームを19本で取った後、第2ゲームもほぼ互角の戦いで、マッチポイントを取った場面もありましたから。西本も1回戦で第8シードの伍家朗を破るなど健闘しました。
ドロー、試合結果等のデータは以下のURLを参照してください。
https://www.tournamentsoftware.com/sport/match.aspx?id=44A9F3CE-A822-49C8-A58A-BF165D73CB64&match=8
(2020年 3月28日 記)