1. From Under

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2. Harlequin

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3. Chocolate Kings

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4. Out of the Roundabout

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5. Paper Charms

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海外進出用スタジオ盤の第三弾です。1976年に発表されました。これまでの二枚は、ピート・シンフィールドが詞を書いていましたが、今回はメンバーのマウロ・パガーニが書いたイタリア語の詞を新加入のボーカリスト、ベルナルド・ランゼッティらが英語に訳したものになっています。私がPFMを追いかけていたのは、この次の「Jet Lag」までですが、「Photos of Ghosts」、「The World Became the World」、「Chocolate Kings」、「Jet Lag」を並べると、全て傾向が異なっていて、同じバンドのアルバムとは思えませんね。「Photos of Ghosts」は、クラシカルで叙情的な音楽、「The World Became the World」は、ブリティッシュのテイストが強くなって重厚感のある音楽、「Chocolate Kings」はロック色、フュージョン色が強く、叙情性は後退してハードで躍動感のある音楽、「Jet Lag」は、一転してジャジーな音楽になりました。私は、「The World Became the World」とこの「Chocolate Kings」の二枚が好きです。イタリアとイギリスのなんともいえない融合が見られます。

(2020年 2月22日　記
2020年 4月 4日)