★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box
1977年のYESの8作目のスタジオアルバムです。Tales from Topographic Oceansの後、YESを離れたRick Wakemanが復帰し、黄金メンバーに戻ったといっていいのかな。Rick WakemanのあとはPatrick Morazが入ったわけですが、いぶし銀のような何とも不思議な光沢を放つ音になりましたね。で、それはYESに似合っていたのかというと、やっぱりあまり似合っていなかったと思います。こうやって、Going for the Oneの音を聞くと、改めてそう思います。「危機」以降結構抽象的なテーマを歌っていたYESが「こわれもの」以前の平易なテーマに戻ったとされさているようです(で、それは結構受け入れられたと)。平易とはいっても全部で5曲で大曲主義はまだ維持されていました。私は結構好きなアルバムです。
(2017年 9月16日 記
2018年 1月20日 更新)