10cc三枚目のアルバムです。名曲I'm Not in Loveが収められていて、10cc最大のヒットアルバムでもあります(全英4位、全米15位)。凝っていて、ひねていて、美しいという10ccの特長がわかりやすい形で表現されています。Une Nuit a Parisは、パリの成人向け遊戯エリアでの夜のお話、I'm Not in Loveは、愛しているといえない男のラブソング、Black Mailは、張り込んで弱みをつかんで脅迫メールを送りつける話、The Second Sitting for the Las Supperは、悲惨なイギリスを描いてキリストの降臨を待ちわびる歌、Brand New Dayは、労働者の忙しない朝と夜を歌った歌、Flying Junkは、世の厄介者を歌った歌、Life is a Minestroneは、世界旅行をしながら人生を語る歌、The Film of My Loveは、愛する人と世界を回る歌と、映画のテーマになりそうな場面設定している曲ばかりで、このアルバムにThe Origianl Soundtrackというタイトルを付けた気持ちはよく分かります。曲としては、Life is t Minestroneと、やっぱりI'm Not in Loveが好きかな。歌詞は、I'm Not in LoveとThe Second Sitting for the Last Supperの二つが好きです。
(2013年 7月27日 記
2018年 5月19日 更新)