★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box
7枚目のスタジオアルバムです。Sara SmileとかRich Girlとかがトップ10ヒットになったブルーアイドソウル時代とKiss on My ListとかPrivate Eyesとかのナンバーワンヒットを連発したポップス路線の間の試行錯誤時期のアルバムです。ブルーアイドソウル路線はそれほど長くはウケなくて、別の路線を探すことになりました。これがその一発目で、結構ロック色の強い内容です。私は好きだったのですが、一般的にはあまり受けなかったようで、次のアルバム「X-Static」ではポップ路線を試してました。「X-Static」は「Along the Red Ledge」以上にウケなかったのですが、その次の「Kiss on My List」がナンバーワンヒットになって、その後彼らはその路線で行くことになります。
当時のアナログレコードでは最初の5曲がA面、後の5曲がB面だったのですが、A面が比較的それまでの路線を引いたブルーアイドソウル系でしたが、B面がAlley KatzからPleasure Beachまでがロックナンバーで、ここで冒険をしました。当時、Daryl Hallは、King CrimsonのRobert Frippと交流があって、Don't Blame It on Loveには彼のギターがフィーチャーされています。
(2018年12月15日 記
2019年 5月25日 更新)