★ [SilverSackの自画自賛] SilverSackのMusic Box
今も活躍するオーストラリアのハード・ロックンロール・バンド、AC/DCの1978年のライブアルバムです。世界的な人気を得るのはこの二年後の「Back in Black」からですが、どうもその後は以前に発売したアルバムも売れたようです。このアルバムは、アメリカのチャートでは100位以内に入ったことはないんですが、トリプル・ブラチナですから。前の年の「Let There Be Rock」とこの「If You Want Blood You've Got It」は好きですね。70年代前半のハードロックが70年代後半になるとヘヴィメタルとパンクに二極分解していった(音楽的に引き継がれたというのとは違いますが)のですが、このAC/DCはその二つの流れが全く予想もしなかった形で合体していて度肝を抜かれました。イギリスから遠く離れたオーストラリアだったんで、「醤油は和食、ソースは洋食」みたいな固定観念がなく、両方入れた方がうまいだろなんてノリで音楽作っちゃったんでしょうね。AC/DC/は好きですが、ブリティッシュでもアメリカンでもないところが好きなので、アメリカンになったHighway to Hell以降はあまり真剣に聞いていません。大ヒットしたBack in Blackも。それじゃファンとはいえないだろうって? いいや、ファンですっ!(2020年10月17日)
リードギターのアンガス・ヤングは数少ないギブソンSG使いです。ギブソンのエレキギターとしては、レスポールとの二枚看板だと思いますが、使ってる人少ないですねぇ。音色に華がないからなんだろうな。メロディが栄えないんですね。特徴はピッキングの音が鋭いことですか。そういう意味でアンガスにぴったりなんですね。彼のギターは弾きまくりなので、ひっかくようなピッキング音は凄く刺激的で快感です。そういえばSG使いはもう一人いました。ブラックサバスのトミー・アイオミ。こっちもエフェクター通したピッキングに特色があるスタイルでした。しかし、私が好きなギタリストが二人ともSG使いってのは偶然？(2021年1月16日)
Let There Be Rockを訳し直しました。(2022年 8月 6日)
(2020年10月17日 記
2022年 8月 6日 更新)